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J-GLOBAL ID：201802264958461905   整理番号：18A1708632

静的歪変化からの2011年東北沖地震(Mw9.0)のモーメントマグニチュードの迅速推定

Rapid estimation of the moment magnitude of the 2011 Tohoku-Oki earthquake (Mw 9.0) from static strain changes

著者 (1件)： ITABA Satoshi (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol., Ibaraki, JPN)
資料名： Earth, Planets and Space (Web)  (Earth, Planets and Space (Web))
巻： 70  号： July  ページ： 70:124 (WEB ONLY)  発行年： 2018年07月 
JST資料番号： U0519A  ISSN： 1880-5981  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2011年3月11日に,太平洋および北アメリカ構造プレート間の境界において,モーメントマグニチュード(Mw)9.0の2011年東北沖地震が発生した。地震直後の気象庁によって発表されたマグニチュードの予備報告は7.9であり,それは,最終計算されたMw9.0よりかなり小さかった。2011年の地震に対してMw8.7を有する断層モデルを推定するために,産業技術総合研究所によって展開された9つのボアホール歪計からのデータを用いた。このモデルは,起震時後の最初の7分間(最初のP波到着後5分間)に記録されたデータを用いて推定された。今日まで,歪計データは,観測された歪計データが地震動の局所的影響によって引き起こされたノイズを含むことが多いので,地震断層モデルを導出するためにほとんど使用されてこなかった。筆者の結果は,歪計データが地震断層モデルを迅速に正確に推定するために用いることができる静的歪の大きな変化を測定することができて,地震波に基づく解析に重要で有用な補完を提供することができることを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *マグニチュード ,  大地震 ,  ボアホール ,  *歪計 ,  地震動
準シソーラス用語： 2011年東北地方太平洋沖地震 ,  *モーメントマグニチュード ,  断層モデル

分類 (1件)： 地震の物理的性質  (DC03050H)

タイトルに関連する用語 (4件)： 歪変化 ,  東北沖地震 ,  モーメントマグニチュード ,  推定