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J-GLOBAL ID：201802264965790206   整理番号：18A1067407

サイクル23と比較したサイクル24における非常に遅い(<350km/s)太陽風の希薄化【JST・京大機械翻訳】

Rarefaction of the Very Slow (<350 km/s) Solar Wind in Cycle 24 Compared With Cycle 23

著者 (4件)： Tokumaru Munetoshi (Institute for Space-Earth Environmental Research, Nagoya University, Nagoya, Japan) ,  Shimoyama Tomoya (Institute for Space-Earth Environmental Research, Nagoya University, Nagoya, Japan) ,  Fujiki Ken’ichi (Institute for Space-Earth Environmental Research, Nagoya University, Nagoya, Japan) ,  Hakamada Kazuyuki (Department of Natural Science and Mathematics, Chubu University, Kasugai, Japan)
資料名： Journal of Geophysical Research: Space Physics  (Journal of Geophysical Research: Space Physics)
巻： 123  号： 4  ページ： 2520-2534  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2389A  ISSN： 2169-9380  CODEN： JGREA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1997年と2015年の間の周期の間,速度が350km/s以下の非常に遅い太陽風(VSSW)の長期変動を研究した。それは惑星間シンチレーション測定を用いて,流速と電子密度変動レベルΔN_eのグローバル分布の決定を可能にした。VSSWの発生率は太陽周期の最大位相で増加し,それは主にサイクル23の高いΔN_eと関連していることを見出した。しかし,VSSWは,サイクル24における低いΔN_eとより関連していることが分かった。この事実は,サイクル24でその場観察された低密度VSSWの発生増加と一致した。このサイクルにおける弱い太陽活動の兆候と考えられるこれらの事実は,VSSWが近年著しく希薄化されたことを示唆している。ポテンシャル場解析を用いて光球上のVSSWのソース領域を同定し,VSSW源の磁場特性を調べた。低いΔN_e VSSWは,高いΔN_e VSSWより小さい膨張係数と,おそらくわずかに弱い光圏場強度と関連していることを見出した。ここで得られた結果は,サイクル24におけるVSSWを生成するより開放された磁場領域が,サイクル23におけるよりもコロナへのより低い物質流束供給と関連する,静穏太陽領域に形成されることを示唆する。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *太陽風 ,  磁場 ,  物質流束 ,  位相 ,  光球 ,  周期変化 ,  電子密度 ,  流速 ,  シンチレーション ,  *太陽 ,  太陽コロナ ,  膨張係数 ,  太陽周期 ,  惑星
準シソーラス用語： 低密度 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： 太陽風 ,  惑星間シンチレーション ,  太陽周期変動

分類 (1件)： 太陽系一般  (DB04010T)

タイトルに関連する用語 (3件)： サイクル ,  太陽風 ,  希薄化