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J-GLOBAL ID:201802265017500473   整理番号:18A0966911

切除可能膵臓癌における術後モニタリングおよび生存予測のための血清Dダイマー,フィブリノーゲンおよびCA19-9の評価【JST・京大機械翻訳】

Evaluation of serum D-dimer, fibrinogen, and CA19-9 for postoperative monitoring and survival prediction in resectable pancreatic carcinoma
著者 (7件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 48  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7227A  ISSN: 1477-7819  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】切除可能な膵臓癌(PC)患者における術後モニタリングおよび生存の予測のために,血清D-ダイマー,フィブリノーゲンおよびCA19-9の有効性を調査することを試みた。【方法】切除可能なPCを有する119人の患者を登録した。血清D-ダイマー,フィブリノーゲンおよびCA19-9値を,手術前および無再発および進行疾患の段階で分析した。【結果】D-ダイマー,フィブリノーゲン,およびCA19-9は,PCの活性期において,再発のない段階より有意に高かった[1059.2(1690.1)ng/ml対485.18(289.84)ng/ml,(3.71±0.83)g/l対(2.75±0.52)g/l,207.2(681.8)U/ml対24.5(30)U/ml,p<0.01]。高い術前Dダイマーを有する患者は,低いDダイマーを有する患者より有意に短い全生存(18.9±1.9か月対29.2±2.6か月,p<0.01)および無進行生存(10.6±1.2か月対20.4±2.4か月,p<0.01)を有した。CA19-9値と生存率の間の相関はCA19-9の閾値に依存した。閾値が37U/mlであったとき,CA19-9と生存の間に相関がなかった。閾値が253.8U/ml(登録患者に対するCA19-9)の場合,術前CA19-9の上昇患者は,低CA19-9患者よりも有意に短い全生存率(19.9±2.1か月対29.0±2.7か月)および無進行生存(11.5±1.5か月対21.0±2.6か月)を示した。閾値が1000U/mlの場合,全体の生存率は15.5±2.3か月対28.0±2.0か月,無進行生存期間は8.9±1.9か月対19.1±1.9か月(p<0.01)であった。フィブリノーゲンと全生存(25.8±2.1か月対21.2±2.9か月;p=0.096)と無進行生存(17.8±2.1か月対12.7±1.7か月;p=0.168)の間に相関はなかった。【結論】切除可能PC,Dダイマー,フィブリノーゲンおよびCA19-9を有する患者の術後モニタリングは,疾患再発をモニターするためのマーカーとして使用される可能性があるが,術前Dダイマーだけが生存を予測することができた。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器の腫よう  ,  腫ようの診断 
引用文献 (27件):
  • CA Cancer J Clin; Cancer statistics, 2016; RL Siegel, KD Miller, A Jemal; 66; 2016; 7-30; 10.3322/caac.21332; CR1;
  • Lancet; Pancreatic cancer; A Vincent, J Herman, R Schulick, RH Hruban, M Goggins; 378; 2011; 607-620; 10.1016/S0140-6736(10)62307-0; CR2;
  • Ann Transl Med; Non-invasive biomarkers in pancreatic cancer diagnosis: what we need versus what we have; M Herreros-Villanueva, L Bujanda; 4; 2016; 134; 10.21037/atm.2016.03.44; CR3;
  • Int J Biol Sci; Molecular biomarkers of pancreatic intraepithelial neoplasia and their implications in early diagnosis and therapeutic intervention of pancreatic cancer; J Guo, K Xie, S Zheng; 12; 2016; 292-301; 10.7150/ijbs.14995; CR4;
  • World J Gastrointest Endosc; Diagnostic and therapeutic biomarkers in pancreaticobiliary malignancy; D Viterbo, V Gausman, T Gonda; 8; 2016; 128-142; 10.4251/wjgo.v8.i1.128; CR5;
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