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J-GLOBAL ID:201802265143285978   整理番号:18A2026681

無方向性電磁鋼板の磁気特性に及ぼす1T以上の強磁場下熱処理の影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of Heat Treatment under Strong Magnetic Field of 1T or Higher on Magnetic Properties of Non-oriented Electrical Steel Sheet.
著者 (5件):
資料名:
巻: 2018  号: INTERMAG  ページ:発行年: 2018年 
JST資料番号: W2441A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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非配向電気鋼板の磁気特性を改善するために,結晶方位を制御するための磁場中での熱処理の効果を研究した。本論文では,縦方向が圧延方向(RD)または圧延横方向(TD)に平行である試料の磁気特性と比較して,熱処理中に適用した磁場の振幅と方向の影響について報告した。電磁鋼板の磁気特性に及ぼす磁場中の熱処理の影響を明らかにするために,磁場なしの熱処理を最初に行い,熱処理前の鉄損値による熱処理後の鉄損値を分割して得た値として定義した変化率を評価に用いた。図1は熱処理装置の概要を示した。熱処理装置は,超伝導磁石(10T-CSM)の内径の電気炉と炉に挿入した石英ガラス管で構成した。石英管をターボ分子ポンプで10~3Pa以下に減圧した。熱処理温度は1023K,1123K,1273Kで制御した。10mm×50mmサイズの試料を,電気放電加工により,非配向電気鋼板,50A470(JIS C2552)を切断することにより調製した。それらの縦方向が圧延方向または圧延横方向に平行であるように試料を切断した。試料は,磁場の方向が試料の縦方向に平行であるという方法で石英製の保持治具を用いて石英管内の磁場の中心に置かれた。印加磁場の強度を最大10Tに設定した。図2は,熱処理前の鉄損に関して1273Kで熱処理した試料の鉄損変化率を示した。図2では,例えば「RD-10T」は,圧延方向に平行な縦方向の試料と10Tの熱処理中に磁場を印加することを意味する。垂直軸は変化速度を表し,水平軸は小型単一シート試験機で50Hzの正弦波により制御された励磁磁束密度の振幅を表し,1273Kの温度条件下で磁場なしで熱処理したRD-及びTD-試料は磁気特性の顕著な変化を示した。熱処理により粒成長は促進され,鉄損失は減少し,低励起条件下での透過性は改善され,1.6T以上では透過性が低下した。鉄損失の減少に及ぼす熱処理の影響はTD試料で大きく,磁場中での熱処理の結果では,RD試料の鉄損失は10Tの熱処理後に減少した。一方,TD試料の鉄損失は10Tの熱処理後に増加した。また,熱処理中の10Tの強磁場の適用,すなわち,加熱と冷却中に,材料の方向に関係なく鉄損の増加と透磁率の減少を引き起こすことが分かった。この現象の原因は,強磁場中の多結晶試料の収縮である可能性がある。この論文の提示と完全版において詳細を議論する。Copyright 2018 The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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図形・画像処理一般 
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