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J-GLOBAL ID:201802265144593946   整理番号:18A1723300

南シナ海西部の大気エアロゾルに及ぼすバイオマス燃焼の影響:イオン,炭素質画分及び安定炭素同位体比からの洞察【JST・京大機械翻訳】

Influence of biomass burning on atmospheric aerosols over the western South China Sea: Insights from ions, carbonaceous fractions and stable carbon isotope ratios
著者 (15件):
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巻: 242  号: PB  ページ: 1800-1809  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0984B  ISSN: 0269-7491  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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全懸濁粒子(TSP)試料を,2014年8月から9月にかけて西部南シナ海(SCS)上の巡航キャンペーン中に収集した。10種の水溶性イオン(WSI),有機炭素(OC),元素状炭素(EC)および全炭素の安定炭素同位体比(δ13C_TC)を測定した。全WSI,OCおよびECの平均濃度は,それぞれ7.91±3.44μg/m3,2.04±1.25μg/m3および0.30±0.22μg/m3であった。調査したWSIの中で,硫酸塩(SO42-),ナトリウム(Na+)および塩化物(Cl-)が最も豊富な種であり,WSIの全質量のそれぞれ39.2%,24.5%および14.3%を占めた。バイオマス燃焼のトレーサである非海塩カリウム(nss-K+)とOCとECの有意な正の相関は,バイオマス燃焼が炭素質エーロゾルの主要な供給源であることを示唆する。δ13C_TCの値は-26.6‰から-24.4‰の範囲であり,平均は-25.3±0.7‰であった。δ13C_TC,後方流跡線解析および衛星火災スポットの文献データに基づいて,東南アジアにおけるC_3植物燃焼が西部SCS上の炭素質エーロゾルに有意に寄与することを提案した。これはδ13C_TCとnss-K+/TCの質量比の間の良好な相関によっても支持される。さらに,高いCl-枯渇(73±23%)が,西部SCS上のエーロゾルで観察された。アンモニウム(NH4+)によるSO42-の中和により,過剰nss-SO42-とシュウ酸塩(C2O42-)はバイオマス燃焼により強く影響される試料中のCl-枯渇に大きな寄与をした。本研究は,SCS上の大気エーロゾルに及ぼすバイオマス燃焼の影響をより良く理解するための有用な情報を提供する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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その他の汚染原因物質  ,  海洋汚濁 

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