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J-GLOBAL ID：201802265236669208   整理番号：18A0793215

マウスD-アミノ酸オキシダーゼ:分布と生理学的基質【JST・京大機械翻訳】

Mouse d-Amino-Acid Oxidase: Distribution and Physiological Substrates

著者 (5件)： Koga Reiko (Faculty of Pharmaceutical Sciences, Fukuoka University) ,  Miyoshi Yurika (Graduate School of Pharmaceutical Sciences, Kyushu University) ,  Sakaue Hiroaki (Department of Biochemistry, Tokyo University of Pharmacy and Life Sciences) ,  Hamase Kenji (Graduate School of Pharmaceutical Sciences, Kyushu University) ,  Konno Ryuichi (Department of Pharmacological Sciences, International University of Health and Welfare)
資料名： Frontiers in Molecular Biosciences (Web)  (Frontiers in Molecular Biosciences (Web))
巻： 4  ページ： 82  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7081A  ISSN： 2296-889X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： D-アミノ酸オキシダーゼ(DAO)はD-アミノ酸の酸化的脱アミノ化を触媒する。DAOは広範囲の生物に存在し,重要な役割を持っている。ここでは,マウスDAOの分布と生理学的基質をレビューした。マウスDAOは,他の哺乳類におけるDAOsのような腎臓,脳および脊髄に存在する。しかし,他の動物とは対照的に,マウス肝臓には存在しない。最近,DAOはマウスの好中球,網膜,小腸に検出されている。マウスDAOの生理学的基質を決定するために,DAO活性を欠く変異マウスは有用である。DAOは広い基質特異性を有し,種々のD-アミノ酸を分解するので,多くのD-アミノ酸は変異マウスの組織及び体液中に蓄積する。これらのアミノ酸はd-メチオニン,d-アラニン,d-セリン,d-ロイシン,d-プロリン,d-フェニルアラニン,d-チロシン,d-シトルリンである。野生型マウスにおいてさえ,DAO阻害剤の投与は,血漿および脳におけるD-セリンレベルを上昇させる。上記のD-アミノ酸の中で,マウスDAOの主な生理学的基質はd-アラニンとD-セリンである。これらの2つのD-アミノ酸は,細菌から誘導され,DAOの作用により殺菌活性酸素種を産生する。特に,神経調節因子として働く中枢神経系において,D-アラニンは細菌から誘導され,殺菌活性酸素種を産生する。DAOはD-セリンの代謝に関与する。DAOは神経精神病の病因に関与しているので,マウスDAOは代表的なモデルとして用いられている。しかしながら,最近の報告は,マウスDAOが重要な性質に関してヒトDAOと異なることを示唆している。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 殺菌 ,  活性酸素 ,  *アミノ酸オキシダーゼ ,  哺乳類 ,  *生理学 ,  好中球 ,  病因 ,  *アミノ酸 ,  ヒト ,  *基質 ,  血漿 ,  細菌 ,  *D-アミノ酸オキシダーゼ ,  基質特異性
準シソーラス用語： *D-アミノ酸 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： D-アミノ酸オキシダーゼ ,  マウス ,  流通 ,  生理学的基質 ,  D-セリン

分類 (1件)： 酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (5件)： マウス ,  D-アミノ酸オキシダーゼ ,  分布 ,  生理学 ,  基質