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J-GLOBAL ID：201802265365721728   整理番号：18A1674942

クルーズ選好の要因分析-旅のスタイルに関するアンケート調査による分析-

著者 (2件)： 荒木長照 (大阪府大 現代システム科学域) ,  田口順等 (沖縄国際大 産業情報)
資料名： 日本クルーズ&フェリー学会論文集(Web)  (Journal of the Academic Society for Cruise & Ferry, Japan (Web))
号： 8  ページ： 9-18 (WEB ONLY)  発行年： 2018年05月 
JST資料番号： U0901A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文は,消費者行動論・マーケティングの視点からクルーズという旅行商品の性質について旅行者の心理的要因・背景を探り,Webアンケートと「旅スタイル」という概念から統計分析を行った。分析結果から,1)旅スタイル変数による分析では,クルーズ観光はこだわりを持った消費者やサービスにお金を払うのをあまり躊躇しない旅行者の選好が高い。2)クルーズ選好モデルでは,所得・休暇・クルーズ経験の内クルーズ経験だけがクルーズ選好に対して正に有意であり,少なくとも態度レベルでは,所得や休暇はクルーズ選好の大きな障害とはならならない。3)選好回帰分析ではクルーズ観光は,体験タイプの旅の形態とよく似ており選択の際にこれらの旅と競合する可能性が高いことが明らかになった。(著者抄録)

シソーラス用語： *旅行 ,  *好み ,  *因子分析 ,  *クラスタ分析 ,  *消費者行動 ,  *客船 ,  型 ,  アンケート ,  心理学 ,  調査 ,  回帰分析 ,  所得 ,  マーケティング
準シソーラス用語： クルーズ ,  旅のスタイル ,  Web調査 ,  ロバスト回帰分析 ,  選好回帰分析

分類 (3件)： 観光,レクリエーション  (RD04030J) ,  水上輸送・サービス一般  (TD01010U) ,  マーケティング  (KA06020W)

引用文献 (7件)：

• Blackwell, R.D., P.W. Miniard and J.F. Engel(2006),Consumer Behavior, AddisonpWeslay.
• Fornell,C. and D.F.Larcker(1981),”Evaluating Structural Equation Models with Unobservable Variables and Measurement Error,” Journal of Marketing Research, Vol.18,No.1(Feb.),pp.39-50.
• Lilien,G.L.,P.Kotler and K.S.Moorthy(1992), Marketing Models, Prentice Hall.
• Um, S. and J.L. Crompton(1990),”Attitude determinants in tourism destination choice,” Annals of Tourism Research, 17,pp.432-448.
• 佐々木土師二(2000)『旅行者行動の心理学』、関西大学出版部。

タイトルに関連する用語 (6件)： 選好 ,  要因分析 ,  旅 ,  スタイル ,  アンケート調査 ,  分析