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J-GLOBAL ID：201802265435677466   整理番号：18A0607058

遡河性魚類における淡水産生に及ぼす過去および予測された河川流量変動の影響【Powered by NICT】

Effects of past and projected river discharge variability on freshwater production in an anadromous fish

著者 (7件)： Ohlberger Jan (School of Aquatic and Fishery Sciences, University of Washington, Seattle, WA, USA) ,  Buehrens Thomas W. (School of Aquatic and Fishery Sciences, University of Washington, Seattle, WA, USA) ,  Buehrens Thomas W. (Washington Department of Fish and Wildlife, Olympia, WA, USA) ,  Brenkman Samuel J. (National Park Service, Port Angeles, WA, USA) ,  Crain Patrick (National Park Service, Port Angeles, WA, USA) ,  Quinn Thomas P. (School of Aquatic and Fishery Sciences, University of Washington, Seattle, WA, USA) ,  Hilborn Ray (School of Aquatic and Fishery Sciences, University of Washington, Seattle, WA, USA)
資料名： Freshwater Biology  (Freshwater Biology)
巻： 63  号： 4  ページ： 331-340  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0030C  ISSN： 0046-5070  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 極端な気候事象を含む,環境変動に対する個体群応答に関する知識は理解現状と将来の環境変化の下での運命可能性のために重要である。極値現象の頻度と強度が増加し,特に淡水生態系に予測されている。遡河性魚は産卵と稚魚育成のための淡水生息地に依存し,それらは変化した水文学的状況に鋭敏になっている。ここでは,米国,ワシントン州の沿岸河川系からの天然に産卵するギンザケ個体群の淡水生産に対する河川水文学における過去及び予測変動の影響を評価した。段階ベースライフサイクルモデルを用いて,淡水滞留における幼若生産は河川流量特性に依存することを示した。最も重要なことは,幼若期の産生は,夏に低い最小河川流量により減少した。気候モデル予測領域でより極端な夏季干ばつを示唆に基づいて,河川流量特性の変化をシミュレートし,稚魚生産だけでなくこれらの個体群における持続できる収穫の夏期より頻繁で苛酷な低水流量の効果を定量化した。本研究の結果は,環境変化による水文学的状況の変化,特に夏中の極端な低水流量は,これらの個体群が,それらの生態系およびヒトに与えるギンザケとサービスなど遡河性魚類における稚魚生産に大きな影響を与えることを示した。極端な気候事象に対する個体群応答の理解である種の保存とリスク評価を改善するために必須である。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *河川流 ,  稚魚 ,  ギンザケ ,  生息場所 ,  低水量 ,  個体群 ,  気候 ,  生態系 ,  *淡水 ,  水文学 ,  夏 ,  *予測 ,  *河川
準シソーラス用語： *河川流量 ,  *遡河回遊性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 気候予測 ,  極端な事象 ,  水文学 ,  ライフサイクルモデル ,  河川流

分類 (2件)： 魚類  (FH02020K) ,  個体群生態学  (EE03030S)

タイトルに関連する用語 (6件)： 遡河性 ,  魚類 ,  淡水 ,  過去 ,  予測 ,  河川流量