抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ヒメトビウンカの発生消長を効率的に調査可能な黄色粘着トラップの種類を検討した。雑草地における調査では,本種の誘殺数はトラップに用いる粘着板の種類によって異なり,ホリバーイエロー,バグスキャンミニ,スマイルキャッチで多く,ITシート(イエロー)ではやや少ない傾向であった。New虫バンバン,むし恋いこいの誘殺数は少なかった。また,水田内における調査では,ホリバーイエロー,バグスキャンミニ,スマイルキャッチではほぼ同様な誘殺数の推移を示し,ピークも明瞭で誘殺消長の把握が可能であった。一方,New虫バンバンにおける誘殺数は少なく推移し,特に6月の第1世代侵入時期において明瞭な消長が得られなかった。このことから,ヒメトビウンカの発生消長調査に用いる黄色粘着トラップとして,ホリバーイエロー,バグスキャンミニ,スマイルキャッチが適していると考えられた。(著者抄録)