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J-GLOBAL ID:201802265648433889   整理番号:18A1237130

モンゴル北部の森林ステップの草原群落に及ぼす放牧の影響:放牧地と非放牧地の比較

Effects of grazing on grassland communities of the forest-steppe of northern Mongolia: A comparison of grazed versus ungrazed places
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資料名:
巻: 64  号:ページ: 167-174  発行年: 2018年07月 
JST資料番号: W1438A  ISSN: 1744-6961  CODEN: GRSCFG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オーストラリア (AUS)  言語: 英語 (EN)
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牧畜から定住家畜生産への移行によるモンゴルの草原の過剰放牧は,植物群落に有意な変化をもたらした。本研究は,放牧の長期的排除の良い手本により,家畜放牧がモンゴル北部のステップ植生に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。モンゴル北部のボルガン港は1950年代以降に柵で囲まれており,放牧と非放牧の植物群落の比較に適している。群集構造,種組成および成長形態に関し,柵の内側と外側の両プロットを調査した。外側プロットの植物バイオマス(40g/m2)は柵の内側(305g/m2)のそれの1/7以下であり,プロット当たりの平均種数は柵の内側のそれの約半分であった。柵の内側の植物の高さは地表面から30~40cmの範囲にあったが,外側のほとんどの植物は10cm以下であった。直立,分枝および高い草むら形植物が柵の外側で減少し,短い草むらと平伏形植物が優勢になった。微地形は柵の内側の種々の優占植物をもたらし,一方,外側ではスゲのCarex duriusculaおよび短期生育の平伏した広葉草本のPotentilla acaulisが広がっていた。すなわち,植物群落に影響を及ぼす要因としての放牧は支配的であり,柵の外側の微地形をマスクした。成長形態の利用は,放牧による植生変化の評価に有効であることが示された。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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飼料作物,草地  ,  植物生態学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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