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J-GLOBAL ID:201802265654423146   整理番号:18A0345027

肝右葉切除時の逆行流出による低体温潅流は安全かつ実行可能である【Powered by NICT】

Hypothermic perfusion with retrograde outflow during right hepatectomy is safe and feasible
著者 (12件):
資料名:
巻: 162  号:ページ: 48-58  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0796B  ISSN: 0039-6060  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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血管流入閉塞下で行った肝切除中のその場低温潅流は肝臓虚血-再潅流傷害を減少させるが,技術的限界は,その広範な使用を制限してきた。逆行流出によるin situ低温潅流は,これらの障害を回避し,従ってin situ低温潅流の適用性を広げることができた。逆行流出によるin situ低温潅流の安全性と実現可能性は右(拡大)肝切除を受けている選択された患者で解析し,このランダム化パイロット研究における間欠流入血遮断金標準法,と比較した。患者は最初の肝実質疾患(除外基準:脂肪≧30%,肝硬変,胆汁うっ滞)をスクリーニングした。研究参加者は逆行性流出(n=9)あるいは間欠的血管流入閉塞(n=9)を用いたin situ低温潅流を受ける術中に無作為化した。逆行流出によるin situ低温潅流中の標的肝臓コア温度は28°Cであった。1次エンドポイントは虚血-再潅流障害(ピーク術後トランスアミナーゼレベルにより発現された)であった。二次転帰は機能的肝再生(肝胆道シンチグラフィーで評価した)と臨床転帰を含んでいた。ピークトランスアミナーゼ,総ビリルビン,国際標準化比は両群間で類似してい,ビリルビンレベルのより急速な正常化傾向は逆行性流出群を用いたin situ低温潅流で顕著であった。肝胆道シンチグラフィーにより評価した機能的肝再生は逆行性流出ではなく間欠的血管流入閉塞後のその場低温潅流における術後3日目fafterに改善した。さらに,逆行性流出(連続虚血を必要とする)を用いたin situ低温潅流は,すべての臨床転帰のための間欠的供給血管塞栓術,術後合併症および入院期間を含むと同等であった。逆行流出によるin situ低温潅流の使用は健常肝臓柔組織の選別した患者における安全で実現可能であるように思われ,初期機能的肝再生に利益をもたらす可能性がある。逆行流出によるin situ低温潅流の将来の応用は,長期血管流入閉塞期間と主要な肝切除を必要とした障害肝実質患者を含んでいる。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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消化器の疾患 
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