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J-GLOBAL ID：201802265774627011   整理番号：18A0780470

自己整列微粒子を核とした水熱合成による酸化亜鉛ウニ状マイクロ構造の作製とガスセンサへの応用

Self-assembly of ZnO Particles and Subsequent Hydrothermal Crystal Growth to Produce ZnO Urchin-like Structure and Its Application to Gas Sensor

著者 (2件)： 諸貫信行 (首都大学東京) ,  大久保裕司 (昭和四日市石油(株))
資料名： 精密工学会誌(Web)  (Journal of the Japan Society for Precision Engineering (Web))
巻： 84  号： 3  ページ： 267-271(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0462A  ISSN： 1882-675X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 酸化亜鉛(ZnO)は半導体特性を有し,ガスセンサに適用できる。ガス検知の原理はZnO構造と気体分子間の電子交換である。したがって,構造における電子の有効な導通は,表面積の増加に加えて構造において必要である。集められたウニ様構造はそれらの針状を利用して多くの接触点を作る。本論文では,二段階製造プロセスを提案した。第一段階では,ZnO粒子(φ100nm)を水性懸濁液中に分散させ,基板を核として自己集合構造を作るためにそれから引き出した。第二段階では,ZnO針を合成し,原料を水と共にオートクレーブ中に充填した水熱法により,集合体の各ZnO粒子上に成長させた。形態は条件に依存して劇的に変化した。そこで,系統的な実験を行い,適切な条件を明らかにした。最後に,構造のガス検知特性を調べ,ZnO集合粒子と比較してウニ様構造のより高い感度を確認した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *自己整合 ,  微粒子 ,  水熱合成 ,  酸化亜鉛 ,  *微細構造 ,  *ガスセンサ ,  六方晶系 ,  ウニ ,  材料 ,  ポリジメチルシロキサン ,  感度解析
準シソーラス用語： 基板材料

著者キーワード (12件)： 自己集合 ,  粒子 ,  ZnO ,  ウニ様構造 ,  水熱法 ,  ガスセンサ ,  自己集合 ,  粒子 ,  ZnO ,  ウニ様構造 ,  水熱法 ,  ガスセンサ

分類 (1件)： 計測機器一般  (AD02000X)

引用文献 (18件)：

• 1) Z. L. Wang: Zinc oxide nanostructures: properties and applications, J. Phys.: Condens. Matter, 16 (2004) R829.
• 2) R. Könenkamp et al.: Vertical nanowire light-emitting diode, Appl. Phys. Lett., 85 (2004) 6004.
• 3) J. Lee, K. et al.: ZnO nanomaterials synthesized from thermal evaporation of ball-milled ZnO powders, Journal of crystal growth, 254 (2003) 423.
• 4) A. Gokarna, et al.: Highly crystalline urchin-like structures made of ultra-thin zinc oxide nanowires, RSC Adv., 4 (2014) 47234.
• 5) P. Rai, et al.: Synthesis of flower-like ZnO microstructures for gas sensor applications, Sensors and Actuators B: Chemical, 178 (2013) 107.

タイトルに関連する用語 (10件)： 自己整列 ,  微粒子 ,  核 ,  水熱合成 ,  酸化亜鉛 ,  ウニ ,  マイクロ構造 ,  作製 ,  ガスセンサ ,  応用