電子マイクロプローブ・ジルコンフィッショントラック熱年代学のための新しいアプローチ【Powered by NICT】

Dias A.N.C.; Chemale F.; Soares C.J.; Guedes S.

文献

J-GLOBAL ID：201802265821620928 整理番号：18A0256518

電子マイクロプローブ・ジルコンフィッショントラック熱年代学のための新しいアプローチ【Powered by NICT】

A new approach for electron microprobe zircon fission track thermochronology

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資料名：
巻： 459 ページ： 129-136 発行年： 2017年
JST資料番号： A0081A ISSN： 0009-2541 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

フィッション・トラック熱年代学(FTT)は,浅部地殻で過程の速度とタイミングを定量化するために数十年に適用した。最も広く用いられている方法は外部ディテクター法(EDM)である。この従来手法では,年齢は光学顕微鏡を用いた化石(~238U自発核分裂)と誘導(~235U誘起核分裂)飛跡を計数することにより得られた。誘起トラックが,原子炉,~235Uの核分裂を引き起こす熱中性子による試料の照射により得た。Gombosiら(2014)により実施された研究に基づいて,著者らは,ウラン濃度[U]を測定するための電子プローブマイクロ分析(EPMA)を用いてジルコン年代測定の代替法を提案した。電子マイクロプローブ解析フィッショントラック(EPMA FT)法は急速に冷却されたジルコンの三試料に適用した:Fish Canyon凝灰岩,Pocosde Caldas(閃長岩)とSerra Geralジルコン。分析の結果は,二つの方法を用いて行った:1)Gombosiら(2014)に記載されている年齢方程式を用い,2)本研究のために開発した新しい年齢方程式キャリブレーションを用いた。Gombosiら(2014)年齢方程式を用いた結果は,26.7±4.1Ma,80.6±12.8Ma,130.9±20.1Maであったと,本研究から年齢方程式を用いた結果は,27.8±1.9Ma,83.8±7.7Maと136±12Maであった。年齢の不確実性は主に~238U濃度とρ(自発核分裂トラック密度)測定により影響される。他の因子は,年齢の不確実性に影響を与えることができるが,それらの寄与は小さかった。全ての試料に対して,二つの方法によって見出された年代,一貫性があり他の放射測定法(すなわち,K/Ar,~40Ar/~39Ar,および/またはU/Pb)とEDMによる伝統的なFTTから決定した公表された標準年代の二標準偏差内で重複している。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

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年代測定 , 同位体地質学

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