抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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海洋炭酸塩試料の多くの放射性炭素年代を用いて,南西諸島のサンゴ島の地形学,地質学,考古学を研究した。従来の年代を得るためには,海洋炭酸塩試料のδ
13C値を補正することが不可欠である。しかし,β-計数によって決定された海洋炭酸塩試料のほとんどすべての
14C年代は,1960年と1990年の間の期間に補正されていなかった。その結果,補正された年代を得ることができなかった。本研究では,異なる炭酸塩試料に対する平均δ
13C値と南西諸島の32島を提案した。これらの結果は,石灰砂岩,サンゴ化石および貝殻試料に対する平均δ
13C値がそれぞれ1.74‰,0.69‰および2.51‰を示した。それらの図は,それぞれ428,411および440
14C年に比例する。以前に決定された
14C年代に上記の平均年代を加えることにより,従来の年代を得ることができ,較正プログラムに組み込むことにより正確な較正年代を得ることができる。南西諸島の海洋貯留層値(R)は,世界の海洋標準値よりわずかに大きいようである。(翻訳著者抄録)