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J-GLOBAL ID:201802265844416820   整理番号:18A1153850

ミクログリア由来miRNA let-7とHMGB1はTLR7を介してエタノール誘発神経毒性に寄与する【JST・京大機械翻訳】

Microglial-derived miRNA let-7 and HMGB1 contribute to ethanol-induced neurotoxicity via TLR7
著者 (4件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 22  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7329A  ISSN: 1742-2094  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:Toll様受容体(TLR)シグナリングは神経変性の重要な成分として出現している。TLR7はウイルスRNAとある種の内因性miRNAをセンスし,神経変性に至る自然免疫応答を開始する。アルコール症は海馬変性と関連し,前臨床研究はエタノール誘導神経変性と中枢自然免疫誘導及びTLR活性化を結びつける。内因性miRNA let-7bはTLR7に結合し,神経変性を引き起こす。【方法】TLR7および他の免疫マーカーを,New South Wales Tissue Bankから得た死後ヒト海馬組織において評価した。ラット海馬皮質(HEC)スライス培養を用いて,TLR7,let-7b,および微小小胞に及ぼすエタノールの特異的影響を評価した。結果:死後ヒトアルコール脳からの海馬組織はTLR7の発現増加を示し,ミクログリア活性化を増加させることを報告する。HECスライス培養を用いて,エタノールがTLR7およびlet-7b発現を誘導することを見出した。エタノールはTLR7関連神経免疫遺伝子誘導を引き起こし,微小小胞(MV)における放出let-7bを開始し,TLR7仲介神経毒性を増強した。さらに,エタノールは,MVsにおける危険シグナル伝達分子高移動度群box-1(HMGB1)へのlet-7b結合を増加させたが,古典的シャペロン蛋白質アルゴニオート(Ago2)へのlet-7結合を減少させた。HEC培地からのMVのフローサイトメトリー分析および脳細胞培養系からのMVの分析は,ミクログリアがlet-7bおよびHMGB1含有MVの主要な供給源であることを見出した。【結論】著者らの結果は,エタノールが微小グリア由来の微小小胞におけるlet-7b/HMGB1複合体の放出を含む神経免疫学的病理を誘発することを同定する。これは海馬神経変性に寄与し,アルコール症の病理において役割を果たしている可能性がある。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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