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J-GLOBAL ID:201802265863162372   整理番号:18A0242352

超分子と共有結合によりスイッチされるかご型金属錯体の誘起光学活性【Powered by NICT】

Induced chirality of cage metal complexes switched by their supramolecular and covalent binding
著者 (7件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 1036-1052  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0270A  ISSN: 1477-9226  CODEN: DTARAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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蛋白質との相互作用のCD出力を誘導するリブ官能化鉄(ii)包接キレートの能力,低分子量キラルインダクタとの共有結合または超分子相互作用が発見された。血清アルブミンとCD不活性なカルボキシル末端鉄(ii)包接キレートの相互作用はそれらの分子非対称性を誘導し,350 600nmの範囲で強いCD信号を出現させるが,メチルエステルとアミドクラスロキレート誘導体はほとんどCD不活性であった。(R)-(+)-1-フェニルエチルアミンと超分子相互作用あるいは共有結合に及ぼすカルボキシル末端クラスロキレートのCDスペクトルはアルブミンよりも実質的に低いCD出力,溶媒の極性及びクラスロキレートのリブ付き置換基の異性の両方に影響を与えた。超分子集合体では,バンドはオルト置換カルボキシル末端クラスロキレートの最も集中した。テトラクロロメタン中のオルトメタエチルアミドかご型錯体は,アセトニトリルと比較してそれらのCDバンドの符号を反転させた。トリスジオキシメイト金属クラスロキレートはロシア人形のような分子系を有していることが示唆された。歪んだTP TAP幾何学のために,これらの配位多面体は反転中心を持たず,その左(Λ)および右(Δ)-ハンドルツイストの等確率性とともに固有のキラリティーを有していた。これらC_3歪んだ立体配座の一つの選択的固定は可視金属から配位子への電荷移動バンドの範囲でCDシグナルの出現をもたらした。DFT法による計算を用いて大環状二環分子の可能な立体配座,並びにケージ骨格の間の分子内相互作用と金属中心の配位多面体のキラリティー誘導に関与する光学活性遠位置換基を説明した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
第11族,第12族元素の錯体  ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造 

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