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J-GLOBAL ID：201802266013523464   整理番号：18A0031968

若手研究者の挑戦 第25回 ポリマー光ファイバーで挑戦する民間の防災-有機材料の利点を生かして-

著者 (1件)： 古川怜 (電通大)
資料名： Optronics  (Optronics)
号： 433  ページ： 171-174  発行年： 2018年01月10日 
JST資料番号： Y0019A  ISSN： 0286-9659  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： PMMA系ポリマー光ファイバ(Polymer Optical Fiber:POF)は,大口径,かとう性,加工性の特徴を持っており,この特徴を活かした廉価でシンプルなひずみセンシングを検討した。本稿では,POFの大口径を活かした,環境光の2次利用と,端面色を肉眼で確認する検知法を提案する。本方式は,2種類の励起発光体をコアとクラッドに分散させ,ファイバの端面からの環境光でコアの発光体(ドナー)を励起発光させ,ドナーの放出光でクラッドの発光体(アクセプタ)を発光させる。ここで,ファイバに応力をかけたとき,色素を添加した場合には伝搬光が指向性を失うため,コアからクラッドへの漏光が顕著になる。アクセプタを選ぶことによりクラッドを別色で発光させることができる。これにより,他の端面変化を観測することでひずみが可視化できる。本技術の応用として,シールドトンネルにおけるひずみによる出射光の色変化,セグメントの軸ずれによる消光という形で肉眼検知する技術を検討している。

シソーラス用語： 重合体 ,  ポリメタクリル酸メチル ,  *光ファイバ ,  大口径 ,  *検出 ,  *検出法 ,  *光ポンピング ,  肉眼検査 ,  物質 ,  中心核 ,  被覆層 ,  *ポリマナノ光ファイバ ,  発光体 ,  *ひずみ検出 ,  クラッド層
準シソーラス用語： ポリマ ,  PMMA ,  *ひずみセンシング ,  検知法 ,  *光励起 ,  コア ,  クラッド

分類 (1件)： 光導波路,光ファイバ,繊維光学  (BD06030H)

タイトルに関連する用語 (6件)： 研究 ,  ポリマー ,  光ファイバー ,  防災 ,  有機材料 ,  利点