抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
・千葉県印西市における「自治」における高齢者福祉・介護についての報告。
・5つの圏域の医療・介護資源は地域的に偏在。
・高齢者への生活支援は,意欲あるNPO法人が担ってきたが,介護保険制度改正のために,見直しが迫られているのは支援の在り方。
・4つの地域の地域包括支援センターは社会福祉法人が,他の1つは医療法人社団が運営を担当。
・センターが抱える課題として,地域内の不十分な交通手段,基幹型地域包括支援班と各地域包括支援センターとの間の意思疎通や高齢者情報の共有。
・地域包括支援センターが直面する課題として,行政や地域包括支援センター同士の協働。
・業務量が増加する地域包括支援センターに期待されるのは,地域包括ケアシステムの構築に向けて充実した活動。
・社会福祉協議会が実施し高齢者利用の福祉サービスとして「ワンコインサービス」と住民参加型住宅福祉サービス「ゆうゆうサービス」の2つが存在。
・高齢のサービス利用者は,これらのサービスの方が介護保険上のサービスよりも利用しやすいと高く評価。
・2013年4月から開始した「いんざい健康ちょきん運動」は,「地域のきずなを再構築したい」との理由から事業によって様々が変化を惹起。
・ニュータウン地域内で特に重要な課題は,高齢者の独居問題,交通手段の確保,自治会の解散,夏祭りの運営も大きな負担。
・地域の高齢者のために,民生委員児童委員協議会が独自に支援活動を展開。
・地域住民も地域包括支援センターが身近な存在になったと好意的に評価。
・高齢者の生活状況の変化を察知できる早急のネットワークづくり。
・ニュータウン地域は,高齢化率の高さや入居者の安否確認のむずかしさなど様々な問題を内包。
・民生委員や地域包括支援センターが高齢者の支援を精力的に実施。
・今後の課題として,高齢化進行地域は多機関の連携により生活を手厚く支援することがより一層重要。