文献
J-GLOBAL ID:201802266124762228   整理番号:18A0382800

漸新世の氷室におけるヨーロッパの年年の気候変動【Powered by NICT】

Inter-annual climate variability in Europe during the Oligocene icehouse
著者 (6件):
資料名:
巻: 475  ページ: 140-153  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0621A  ISSN: 0031-0182  CODEN: PPPYA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
新しい硬化年代学データは,北大西洋振動(NAO)に匹敵する変動はすでに中期漸新世中に存在する,以前考えられていたより約20Myr以前のことを示唆した。中央ヨーロッパからの漸新世(30 25Ma)層の長寿命海洋二枚貝の年間増加幅データは2 12(主に3 7)年サイクルで変調された異なる準十年気候変動を明らかにした。他の多くの現代の二枚貝と同様に,シェル成長におけるこれらの周期的変動は,一次生産性の変化,大気循環パターンと結合したに最も関係するようであった。シェル(δ~13C_shell)の安定炭素同位体値は,シェル成長及び食物利用性の間のリンクを確認した。他年間分解化石記録における7年バンドにおけるサブ転写振動はしばしばエルニーニョ-南方振動(ENSO)サイクルと解釈された。この可能性は,本研究で検討した。しかし,複合殻由来指標と数値気候モデルデータはNAO様変動の解釈を支持する。数値気候モデルによれば,漸新世における中央ヨーロッパ冬季海面気圧(wSLP)と沈殿速度(wPR)は現代のNAOに類似したパターンを示した。漸新世のシミュレートしたNAO指数は,現代のNAO(2年と610年サイクル)より短い波長にが,プロキシデータ(2.5 6年)によって明らかにされたものとコヒーレントな周期性を示した。,異なる古地理と上昇した大気CO_2濃度は海面気圧パターンでなく,NAO前駆体の時間的変動に影響した。本研究は,漸新世の中央ヨーロッパにおける気候の年々変動性を特性化する最初の試みであり,新生代氷室気候状態の初期段階に関する将来の研究の基礎を設定した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
第三紀 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る