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J-GLOBAL ID:201802266200810585   整理番号:18A0947396

新しい香りのペチュニア品種TX-794‘Evening Scentsation’における花の香り化合物の特性

Characteristics of Floral Scent Compounds in a New Fragrant Petunia Cultivar TX-794 ‘Evening Scentsation’
著者 (4件):
資料名:
巻: 87  号:ページ: 258-263(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: F0626A  ISSN: 2189-0102  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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タキイ株式会社により育種された新しい青色ペチュニア栽培品種TX-794は,典型的に臭気を持たないあるいは多少の好ましくない匂いを持っている通常のペチュニア品種とは異なる甘い花の香りを有する。夏の栽培に適した香りのある花壇用植物はまれであるので,香りはTX-794の価値を高めることが期待される。TX-794から放出された香り化合物の特性を本研究で評価した。主な芳香成分はフェニルアセトアルデヒドで,従来のペチュニア品種に比べてTX-794において高いレベルで放出されたC6-C2芳香族化合物であった。C6-C3芳香族化合物のイソオイゲノールは,従来のペチュニア品種の主要な香り化合物である。これらの結果は,TX-794がC6-C2芳香族化合物を生合成する高い能力を持ち,従来のペチュニア品種と比較して有意に異なる芳香成分組成をもたらすことを示唆する。芳香成分放出の経時変化分析は,TX-794による香り化合物の最大放出が,明期から暗期への転換の間に起こることを明らかにした。開花直後,開花日の明期において,主要な香り化合物はp-クレゾールであった。その後,第一の香り化合物は,次に2-フェニルエタノールを有するフェニルアセトアルデヒドまたは安息香酸メチルであった。2日齢以上の花を持つペチュニアの花壇またはコンテナでは,TX-794植物の基本的香りは,ヒアシンス様香りのフェニルアセトアルデヒド,バラ様香りの2-フェニルエタノール,乾燥果実様香りを持つ安息香酸メチルから誘導される。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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花き・花木  ,  物質の代謝 
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