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J-GLOBAL ID：201802266279232437   整理番号：18A0347462

スパナガニ(Ranina ranina)の漁獲に影響する物理的海洋学的プロセス総説【Powered by NICT】

Physical oceanographic processes affecting catchability of spanner crab (Ranina ranina)-A review

著者 (6件)： Spencer D.M. (School of Engineering, Griffith University Gold Coast, Queensland 4222, Australia) ,  Spencer D.M. (School of Environment, Griffith University Gold Coast, Queensland 4222, Australia) ,  Brown I.W. (5 Baringa St. Clontarf, Queensland 4019, Australia) ,  Lee S.Y. (School of Environment, Griffith University Gold Coast, Queensland 4222, Australia) ,  Lee S.Y. (Australian Rivers Institute, Griffith University Gold Coast, Queensland 4222, Australia) ,  Lemckert C.J. (School of Engineering, Griffith University Gold Coast, Queensland 4222, Australia)
資料名： Fisheries Research  (Fisheries Research)
巻： 186  号： P1  ページ： 248-257  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1938A  ISSN： 0165-7836  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本レビューはオーストラリア北東部におけるスパナガニ(Ranina ranina)の漁獲に及ぼす物理的海洋学的プロセスの影響を調べた。物理的海洋学的プロセスは餌を検出するためのそれらの活性レベルと能力に影響を及ぼすことによりカニ漁獲に影響するかもしれない。底温度,流速,およびうねり強度はスパナカニの漁獲量に影響するように見える。この段階では,暖かい温度はスパナの漁獲を高めるようである。スパナカニは強い電流でよりcatchableし,カニは餌トラップの下降流から到着することが観察された。しかし,漁獲量の減少は強いうねりの期間後に観察した。ウェーブライダブイから得られたデータはこれらの期間は強い波による海底流速を作成し,70mの深さに導くことを示唆した。波浪による海底面速度の振動運動は,より高い懸濁堆積物濃度を引き起こす可能性がある。これらの観察は,スパナカニは「暗い」水を回避する局所漁業者の見解を確認した。漁獲に及ぼす濁度の影響に関しては,さらなる研究が必要である。全体として,研究は漁獲を正確に予測するために物理的海洋学的プロセスを測定するためのロバストな方法論を採用していることを提唱する。さらに,大規模物理的海洋学的プロセスもスパナの漁獲性能に重要な役割を果たしている可能性がある湧昇,渦,東オーストラリア海流を含む。海洋物理学と漁業相互作用の統合かなり商業漁業者に利益をもたらすだけでなく,これらの貴重な資源の科学的根拠に基づいた管理のための貴重な情報を提供するであろう。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *文献展望 ,  海底 ,  懸濁液 ,  うねり ,  相互作用 ,  流速 ,  オーストラリア連邦 ,  *漁獲 ,  漁業 ,  湧昇流 ,  ロバスト性 ,  混濁度 ,  漁獲量 ,  *海洋学 ,  堆積物

著者キーワード (5件)： スパナカニ ,  Ranina ranina ,  漁獲性能 ,  漁業 ,  海洋物理学

分類 (1件)： 沿岸海洋物理学  (DC06060N)

タイトルに関連する用語 (6件)： スパナ ,  漁獲 ,  物理 ,  海洋学 ,  プロセス ,  総説