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J-GLOBAL ID：201802266292673445   整理番号：18A1229229

高速道路におけるアスファルト舗装の補修設計手法の開発に向けた合理的アプローチ

A RATIONAL APPROACH TOWARD DEVELOPMENT OF REPAIR DESIGN METHOD OF PAVEMENTS ON JAPANESE EXPRESSWAYS

著者 (4件)： 風戸崇之 (株式会社高速道路総合技術研究所 舗装研究室) ,  田中敏弘 (株式会社高速道路総合技術研究所 舗装研究室) ,  米来哲之 (株式会社高速道路総合技術研究所 舗装研究室) ,  高橋茂樹 (株式会社高速道路総合技術研究所 舗装研究室)
資料名： 土木学会論文集 E1(舗装工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. E1 (Pavement Engineering) (Web))
巻： 73  号： 3  ページ： I_35-I_43(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0106B  ISSN： 2185-6559  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： NEXCOが管理する高速道路のうち,約4割は供用年数30年を超過している.これに伴い近年は下層路盤を含む舗装の構造的な損傷事例が顕在化している.構造的な損傷の増大が想定される中で,効果的かつ効率的な舗装補修を実施するためには,供用路線が求める現実的な補修要件に適合した新たな設計手法の構築が求められる.本研究では,まず補修時の設計に必要な要素を設計手法のフレームワークとして提案し,次に問題箇所で実施したFWD測定と開削調査の結果から,既設舗装の構造的な健全度が低下した箇所を検出する指標を設定した.更に健全状態を推定したレジリエントモデュラス試験と損傷状態を推定したFWD測定値の逆解析結果により材料定数を設定し,提案する補修時の舗装構成に応じた補修効果を確認した.(著者抄録)

シソーラス用語： *高速道路 ,  *アスファルト舗装 ,  開発 ,  *技術 ,  *設計 ,  *修理 ,  損傷 ,  構造 ,  舗装 ,  定数 ,  計測 ,  落下試験 ,  調査 ,  オープンカット ,  指標 ,  管理 ,  試験 ,  弾性係数 ,  構成
準シソーラス用語： NEXCO ,  補修設計手法 ,  構造的損傷 ,  舗装補修 ,  道路舗装 ,  FWD測定 ,  開削調査 ,  構造指標 ,  材料定数 ,  マネジメント指標 ,  レジリエントモデュラス試験 ,  舗装構成 ,  FWD試験 ,  マネジメント【管理】

著者キーワード (4件)： repair design ,  resilient modulus ,  falling weight deflectometer ,  evaluation of structure

分類 (1件)： アスファルト舗装,たわみ性舗装  (RC04040R)

引用文献 (9件)：

• 1) 高橋茂樹:高速道路におけるアスファルト舗装の「解体新書」プロジェクト,土木学会論文集E1(舗装工学),Vol. 71, No. 3, I-93-101,2015
• 2) (社)日本道路協会:舗装の構造に関する技術基準・同解説 2001.
• 3) 阿部勝義, 神谷恵三, 佐藤正和:高速道路舗装の構造的損傷に関する一考察, 土木学会舗装工学論文集第九巻, pp. 179-180, 2004.12
• 4) 神谷恵三,風戸崇之:高速道路舗装の損傷評価方法に関する研究,土木学会舗装工学論文集第13巻,pp. 171-178,2008.12
• 5) 東日本高速道路(株),中日本高速道路(株),西日本高速道路(株):設計要領 第1集 舗装編,(株)高速道路総合技術研究所,pp. 137-140,2015.

タイトルに関連する用語 (5件)： 高速道路 ,  アスファルト舗装 ,  補修 ,  設計手法 ,  開発