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J-GLOBAL ID：201802266339610146   整理番号：18A0837631

ゼブラフィッシュの卵母細胞成熟におけるcGMPの二重の役割【JST・京大機械翻訳】

The dual role of cGMP in oocyte maturation of zebrafish

著者 (4件)： Li Jianzhen (College of Life Sciences, Northwest Normal University, Lanzhou, Gansu, 730070, China) ,  Zhou Wenni (College of Life Sciences, Northwest Normal University, Lanzhou, Gansu, 730070, China) ,  Wang Yamei (College of Life Sciences, Northwest Normal University, Lanzhou, Gansu, 730070, China) ,  Niu Caiyan (College of Life Sciences, Northwest Normal University, Lanzhou, Gansu, 730070, China)
資料名： Biochemical and Biophysical Research Communications  (Biochemical and Biophysical Research Communications)
巻： 499  号： 4  ページ： 998-1003  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0118A  ISSN： 0006-291X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 卵母細胞成熟におけるサイクリックグアノシン一リン酸(cGMP)シグナル伝達の役割は哺乳類において多くの注目を集めているが,魚類におけるその役割はまだほとんど知られていない。モデルとしてゼブラフィッシュを用いて,著者らは,cGMPが卵母細胞成熟に関与する魚において初めて示し,卵母細胞成熟におけるその機能モデルは哺乳類のそれと異なっている。細胞内cGMPは一酸化窒素(NO)により調節され,3つのNOシンターゼ酵素と4つの可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)がゼブラフィッシュ卵巣で発現されることを見出した。興味深いことに,完全に成長した卵胞におけるNO/sGC/cGMP経路の活性化または阻害のいずれかは,卵母細胞成熟に導くことができた。卵母細胞成熟の間,cGMPレベルは卵胞細胞層で増加したが,卵母細胞で減少したが,NOレベルは卵胞細胞で増加したが,卵母細胞では一定のままであった。ゼブラフィッシュにおけるこれらの知見に基づいて,卵母細胞成熟におけるcGMPの二重の役割に関する仮説モデルを提案した:卵胞細胞において,LHシグナルは卵母細胞成熟を誘導するNOとcGMPのレベルを増加させたが,卵母細胞では減少したcGMPレベルも卵母細胞成熟を誘導した。これらの知見は,魚卵母細胞成熟の分子機構を理解する助けとなる。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 一酸化窒素 ,  黄体形成ホルモン ,  酵素 ,  卵胞 ,  *ゼブラフィッシュ ,  *卵母細胞 ,  哺乳類 ,  卵巣 ,  一酸化窒素シンターゼ ,  グアニンヌクレオチド ,  リボヌクレオチド ,  環状ヌクレオチド
準シソーラス用語： 分子機構 ,  可溶性グアニル酸シクラーゼ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 卵母細胞成熟 ,  卵巣 ,  ゼブラフィッシュ ,  cGMP ,  一酸化窒素 ,  黄体形成ホルモン

分類 (1件)： 遺伝子発現  (EC02040Q)

物質索引 (1件)： cGMP

タイトルに関連する用語 (5件)： ゼブラフィッシュ ,  卵母細胞 ,  成熟 ,  cGMP ,  役割