文献

J-GLOBAL ID：201802266345389205   整理番号：18A1339721

微細藻類の油分抽出残渣を用いたメタン発酵技術の開発

Development of Digestion Technology for Oil Extract Residue from Microalgae

著者 (4件)： 大坂典子 (東京ガス株式会社 電力事業部電力事業グループ) ,  長谷川文生 (国立大学法人東京大学 農学生命科学研究科 生物・環境工学専攻 生物機械工学研究室) ,  海津裕 (国立大学法人東京大学 農学生命科学研究科 生物・環境工学専攻 生物機械工学研究室) ,  芋生憲司 (国立大学法人東京大学 農学生命科学研究科 生物・環境工学専攻 生物機械工学研究室)
資料名： Journal of the Japan Institute of Energy (Web)  (Journal of the Japan Institute of Energy (Web))
巻： 97  号： 5  ページ： 105-113(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U1021A  ISSN： 1882-6121  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 微細藻類の一種であるBotryococcus braunii は,液状炭化水素を大量に組織内に蓄積し,次世代燃料の生産リソースとして注目されている。更にその炭化水素を抽出した後の藻類の残渣は,メタン発酵の基質に適している。しかし,炭化水素を抽出する溶媒として使用しているヘキサンは,多量に含まれる場合生物毒として作用し,メタン発酵を阻害する。本研究では,長期試験でヘキサンや残留炭化水素による阻害による影響を定量化し,メタン発酵の阻害を回避できることを確認したので報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： *藻類 ,  *生物遺体 ,  *メタン発酵 ,  Botryococcus ,  炭化水素 ,  二酸化炭素固定化 ,  抽出 ,  生産 ,  バイオガス ,  生物燃料 ,  バイオマス ,  アルカン
準シソーラス用語： Botryococcus braunii ,  バイオガス生産 ,  *微細藻類 ,  *有機物残渣

著者キーワード (4件)： Microalgae ,  Anaerobic digestion ,  Biogas ,  Inhibition

分類 (1件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

物質索引 (1件)： ヘキサン

引用文献 (24件)：

• 1) Okada, S.; Devarenne, T. P.; Murakami, M.; Abe, H.; Chappell, J., Archives Biochemistry Biophysics, 422, 110- 118 (2004)
• 2) Chisti, Y., Biotechnology Advances, 25, 294-306 (2007)
• 3) Algae- The Future for Bioenergy? Summary and conclusions from the IEA Bioenergy ExCo64 Workshop (2009)
• 4) Inamori, Y., Journal of water and waste, 52(10), 28 (2010):稲森悠平,用水と廃水,52(10), 28 (2010)
• 5) Okada, S., Bioscience Biotechnology and Biochemistry, 36, 173 (1998):岡田茂,化学と生物,36, 173(1998)

タイトルに関連する用語 (5件)： 微細藻類 ,  油分 ,  抽出残渣 ,  メタン発酵 ,  開発