文献

J-GLOBAL ID：201802266452404824   整理番号：18A0852461

量子雑音マスキングに基づく放射線画像の不完全可逆電子透かし【JST・京大機械翻訳】

Imperceptible reversible watermarking of radiographic images based on quantum noise masking

著者 (6件)： Pan Wei (Institut Mines-Telecom; IMT Atlantique; Unite INSERM 1101 Latim, Technopole Brest-Iroise, CS 83818, 29238, Brest Cedex 3, France) ,  Bouslimi Dalel (Institut Mines-Telecom; IMT Atlantique; Unite INSERM 1101 Latim, Technopole Brest-Iroise, CS 83818, 29238, Brest Cedex 3, France) ,  Karasad Mohamed (Institut Mines-Telecom; IMT Atlantique; Unite INSERM 1101 Latim, Technopole Brest-Iroise, CS 83818, 29238, Brest Cedex 3, France) ,  Cozic Michel (MEDECOM, Plougastel Daoulas, 29470, France) ,  Coatrieux Gouenou (Institut Mines-Telecom; IMT Atlantique; Unite INSERM 1101 Latim, Technopole Brest-Iroise, CS 83818, 29238, Brest Cedex 3, France) ,  Coatrieux Gouenou (Beijing Advanced Innovation Center for Imaging Technology, Capital Normal University, Beijing 100048, China)
資料名： Computer Methods and Programs in Biomedicine  (Computer Methods and Programs in Biomedicine)
巻： 160  ページ： 119-128  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0213C  ISSN： 0169-2607  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アイルランド (IRL)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 情報通信技術の進歩により,医用画像への共有と遠隔アクセスが促進される。この進化とともに,データセキュリティに関するニーズも増加している。電子透かしは,いくつかのセキュリティ属性(例えば,ディジタル署名,ユーザ識別子)に分割することによって,画像をより良く保護するために貢献することができた。しかし,ヘルスケアにおけるこの技術の完全な利点を取るために,電子透かしプロセスによって誘発された画像歪が画像診断値を危険にしないことを保証することが重要な問題である。この問題を克服するために,可逆的電子透かしは一つの解決策である。それは,画像の正確な回復によって,電子透かし除去を可能にした。残念ながら,可逆性は,知覚不能性制約が緩和されることを意味しない。実際に,電子透かしが除去されると,画像は保護されない。したがって,永続的画像保護を確実にするために,可逆的電子透かしの不可視性を確実にすることが重要である。ディジタルX線撮影画像のための新しい脆弱な可逆的電子透かし方式を提案した。その主要な独創性は,画像量子雑音(放射線画像における主要雑音)への可逆的電子透かしをマスキングすることにある。より明確に,電子透かしの不知覚性を保証するために,著者らの方式は画像ブラックバックグラウンドを区別する。そこでは,メッセージ埋め込みを,画像量子雑音による電子透かしをマスキングして,ウェーブレット詳細係数に適用する,解剖学的オブジェクトから,良く知られたヒストグラムシフト(HS)変調により画素濃淡値に行う。画像分割と挿入ドメインに関して同期した電子透かし埋込み器と読取装置を維持するために,著者らの方式は,メッセージ埋込みに不変である種々の分類プロセスを利用した。画像歪とメッセージサイズ(すなわち容量)の観点から,この方式の理論的性能限界を画像量子雑音に提供した。異なる解剖学的構造の8012ビット以上の放射線画像について行った実験により,この方式が比較的重要な容量(画素当たりのメッセージの容量~0.02ビット)に対して非常に低い画像歪(PSNR~76.5dB)を誘起することを示した。提案した電子透かし方式は,可逆的であるが,電子透かしを量子雑音にマスキングすることにより,放射線画像の診断値を保存する。理論的および実験的に確立されたこの方式は,完全性および信頼性制御のような異なる電子透かしベースのセキュリティサービスをサポートすることができる,良好な容量/画像品質妥協を提供する。電子透かしは,画像の解釈の間,画像に保つことができて,このように,連続的保護を提供した。このようなマスキング戦略は,X線画像のための最初の視覚モデルとして見ることができる。可逆性は必要なときに電子透かし更新を可能にする。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 信頼性 ,  画素 ,  医用画像 ,  *放射線画像 ,  X線画像 ,  ディジタル方式 ,  画像歪 ,  *量子雑音 ,  *マスキング ,  ディジタル署名 ,  *画像 ,  不変性 ,  視覚 ,  解剖学
準シソーラス用語： 画像セグメンテーション , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： ラジオグラフィー ,  可逆的電子透かし ,  量子雑音 ,  心理視覚マスキング

分類 (1件)： 医用画像処理  (JE04020T)

タイトルに関連する用語 (4件)： 量子雑音 ,  マスキング ,  放射線画像 ,  可逆電子透かし