文献

J-GLOBAL ID：201802266548994471   整理番号：18A0843109

層内のいくつかの移動融解と凝固界面によって引き起こされる周期的相変化過程における熱場と蓄熱【JST・京大機械翻訳】

Thermal field and heat storage in a cyclic phase change process caused by several moving melting and solidification interfaces in the layer

著者 (2件)： Mazzeo Domenico (Department of Mechanical, Energy and Management Engineering (DIMEG), University of Calabria, P. Bucci 46/C, 87036 Rende, CS, Italy) ,  Oliveti Giuseppe (Department of Mechanical, Energy and Management Engineering (DIMEG), University of Calabria, P. Bucci 46/C, 87036 Rende, CS, Italy)
資料名： International Journal of Thermal Sciences  (International Journal of Thermal Sciences)
巻： 129  ページ： 462-488  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0246B  ISSN： 1290-0729  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： フランス (FRA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,多重凝固と溶融二相界面が存在する相変化材料(PCM)の層に形成される非正弦周期領域における有効熱場を決定した。用いた物理モデルは,固相および液相における熱伝導,および二相界面における熱平衡の方程式による融解温度における相変化を記述した。有限差分数値モデルによって得られた物理モデルの分解能は,固相および液相におけるノードの温度の計算のための方程式,および溶融温度における相変化におけるノードにおける液体分率を導いた。数値モデルと分解能アルゴリズムを,Halfordら(2009)によって提案されたものを拡張することによって得た。さらに,本論文で提案した数値モデルと分解能アルゴリズムを提案した。(i)層中の1つ以上の二相界面の存在;(ii)相変化に含まれるサブ体積における熱流束不連続性のより正確な表現を得るために,層のサブ体積の不均一空間離散化;(iii)二相界面の位置の関数としての熱抵抗と面積熱容量の空間と時間の変動性;(iv)2つの以前の時間におけるノードにおける温度と液体分率値の使用は,連続時間瞬間における熱力学的状態を決定する。(V)固相と液相における異なる熱物理的性質。数値モデルを厳密解析解との比較により検証し,定常周期領域における有限層におけるStefan問題を解いた。計算手順は,異なる融解温度と熱物理的性質を有するPCM層の熱的挙動の研究のために,空調された建物の外壁で動作するそれらの典型的な境界条件を用いて使用される。この手順は,層中に存在する二相界面の位置,温度と熱流束の場,および各界面により放出され,貯蔵された瞬間エネルギーの,周期P=24hの異なる時間瞬間における決定を可能にする。数値結果は,このような境界条件に対して,そのような詳細において,以前に文献に報告されていなかった興味深い現象を明らかにした。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 熱流束 ,  分解能 ,  *相転移 ,  融点 ,  液相 ,  熱容量 ,  アルゴリズム ,  境界条件 ,  *凝固 ,  固相 ,  相境界 ,  解析的解法
準シソーラス用語： 熱物性 ,  数値モデル ,  物理モデル , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 移動境界問題 ,  Stefan問題 ,  PCM ,  多重二相界面 ,  外部壁の構築 ,  周期的熱伝達

分類 (1件)： 熱伝導  (PA02020Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： 融解 ,  凝固界面 ,  相変化 ,  過程 ,  蓄熱