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J-GLOBAL ID：201802266575540972   整理番号：18A0176936

経験年数の異なる現場作業者のフランジ締付け技能向上への取り組み

著者 (3件)： 山邊雅之 (日本バルカー工業) ,  森本吏一 (三菱ケミカル) ,  村松晃 (日本バルカー工業)
資料名： 日本機械学会関東支部・精密工学会山梨講演会講演論文集(CD-ROM)
巻： 2017  ページ： ROMBUNNO.501  発行年： 2017年10月18日 
JST資料番号： X0828B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 石油精製・石油化学などの装置では,機器等を結ぶ配管において,数多くのフランジ締結体が使用されている。定期修理工事においては,多くのフランジを開放し締付ける。この締付け作業は,重要な箇所に対してはトルク値や軸力を管理している。しかし,その他多くのフランジでは工数や費用等の問題から管理が難しく,作業者の経験に基づき締付けが行われている。このため度々締付け不良が原因となり漏えいが発生している。本報では,フランジ締結時のボルト軸力を可視化できる装置等を用いてトレーニングを行い,締付け作業経験年数による締付け技能の違いとトレーニングの効果について調べ以下の,以下の結論を得た。・作業経験年数が5年未満の作業者は,目標値に対するボルト軸力値の誤差が大きい。・作業経験年数を問わず,ボルト締付け手順を簡略化する傾向がある。・作業経験年数が5年未満の作業者は,効果的なトレーニングを実施することで5年以上作業経験がある作業者と同レベルとなる。(著者抄録)

シソーラス用語： 化学プラント ,  石油化学工業 ,  *作業者 ,  *フランジ管継手 ,  ボルト継手 ,  締付 ,  ガスケット ,  期間 ,  ファスナ ,  漏れ ,  軸力 ,  可視化 ,  *教育訓練
準シソーラス用語： ボルト軸力 ,  *技能訓練 ,  経験年数 ,  石油精製プラント ,  締結体

分類 (2件)： 作業研究  (KB03040A) ,  職能管理  (KA04030T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 経験年数 ,  現場 ,  フランジ ,  締付け ,  技能