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J-GLOBAL ID:201802266592469321   整理番号:18A1356723

単斜晶酸化ジルコニウムにおけるイオンビーム誘起相変態とクリプトン気泡形成【JST・京大機械翻訳】

Ion beam induced phase transformation and krypton bubble formation in monoclinic zirconium oxide
著者 (6件):
資料名:
巻: 508  ページ: 385-394  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0148A  ISSN: 0022-3115  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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単斜晶ジルコニア(ZrO_2)における低エネルギークリプトンイオンビーム誘起相変態と気泡形成を,電子顕微鏡,Raman散乱,すれすれ入射X線回折および光ルミネセンス分光法を用いて研究した。ジルコニア試料を熱分解法で合成し,60keV Kr+イオン照射を300Kと143Kで行った。焼結したままのZrO_2粒子は構造が単斜晶であるが,60keVのKr+イオン照射により,1×1017イオン/cm2のイオンフルエンスに対する試料の割合(~4.9%(300K)と~8.3%(143K))はクリプトン気泡の形成と共に単斜晶から正方晶相に変化した。イオン照射中の試料温度に関係なく,気泡のサイズはイオンフルエンスと共に増加することが分かった。単斜晶から正方晶構造への相変態は主に,駆動力がO空格子点に関連する歪場である放射損傷過程に起因した。イオン照射が143Kで行われたとき,単斜晶から正方晶への変態速度はより速く,これは欠陥の不動性と多数の酸素空孔の生成に起因する。クリプトン気泡形成は単斜晶から正方晶への相変態速度を妨げる可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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金属の放射線による構造と物性の変化 

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