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J-GLOBAL ID:201802266595683003   整理番号:18A1141387

pkcζとCOX-2阻害剤の併用療法はメラノーマ転移を相乗的に抑制する【JST・京大機械翻訳】

Combination therapy of PKCζ and COX-2 inhibitors synergistically suppress melanoma metastasis
著者 (8件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 115  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7514A  ISSN: 1756-9966  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】転移性悪性メラノーマは最も悪性の悪性腫瘍の1つであり,その治療は挑戦的なままである。最近の研究は,メラノーマ転移が蛋白質キナーゼCζ(PKCζ)およびシクロオキシゲナーゼ-2(COX-2)シグナル伝達経路の高い活性化と相関することを示している。PKCζおよびCOX-2に対する標的化阻害は,メラノーマ転移の治療に対する有望な戦略と考えられている。このように,PKCζ阻害剤J-4およびCOX-2阻害剤セレコキシブを,本研究でメラノーマ転移を治療するために併用した。【方法】トランスウェルアッセイ,創傷治癒アッセイおよび接着アッセイを用いて,in vitroでのメラノーマ細胞浸潤,遊走および接着に及ぼすJ-4およびセレコキシブの併用療法の阻害を評価した。損傷されたアクチン重合は共焦点顕微鏡により観察され,PKCζとCOX-2に関する不活性化されたシグナル経路がウエスタンブロット法により確認された。B16-F10/C57BLマウス黒色腫モデルを用いて,in vivoでのメラノーマ転移に及ぼすJ-4とセレコキシブの併用療法の阻害を試験した。【結果】in vitro結果は,J-4とセレコキシブの組合せが,1未満の組合せ指数を有するメラノーマB16-F10とA375細胞の移動,浸潤,および接着に及ぼす相乗的阻害効果を発揮したことを示した。細胞移動で必要とされるコフィリンのアクチン重合とリン酸化は,PKCζ関連シグナル経路の不活性化とCOX-2の減少により,著しく損なわれた。PKCζとCOX-2の併用阻害は,E-カドヘリン増加とビメンチン減少の発現を伴うメラノーマ細胞における間充織-上皮転移(MET)を誘発した。MMP-2/MMP-9の分泌も,併用処理後に有意に減少した。B16-F10細胞(5×10~4細胞/マウス)を静脈内投与したC57BL/6マウスにおいて,J-4とセレコキシブの同時処理はまたメラノーマ肺転移を強く抑制した。体重モニタリングとHE染色結果は,併用療法の低毒性を示した。【結論】本研究は,PKCζとCOX-2阻害剤の併用療法が,in vitroとin vivoでメラノーマ転移を有意に阻害することができることを証明する。それは,クリニックでのメラノーマ転移の治療のための効率的戦略である。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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抗腫よう薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
物質索引
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引用文献 (45件):
  • Aitken JF; J Dunn, M Watson; Hyde MK; 2016; CR1;
  • Int J Cancer; Niacin intake and risk of skin cancer in US women and men; SM Park, T Li, S Wu, WQ Li, M Weinstock, AA Qureshi, E Cho; 140; 2017; 2023-2031; 10.1002/ijc.30630; CR2;
  • Loquai C, Schmidtmann I, Garzarolli M, Kaatz M, Kahler KC, Kurschat P, Meiss F, Micke O, Muecke R, Muenstedt K, et al. Interactions from complementary and alternative medicine in patients with melanoma. Melanoma Res. 2017; in press
  • Expert Opin Ther Targets; Activation induced cell death (AICD) of human melanoma antigen-specific TCR engineered CD8 T cells involves JNK, Bim and p53; A Chhabra, B Mukherji, D Batra; 21; 2017; 117-129; 10.1080/14728222.2017.1270941; CR4;
  • Curr Treat Options in Oncol; Drug combinations as the new standard for melanoma treatment; M Polkowska, E Czepielewska, M Kozlowska-Wojciechowska; 17; 2016; 61; 10.1007/s11864-016-0436-y; CR5;
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