抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・人間のあいまいな目視判定ではなく,分光色差計を用いて色を数値化した場合の数値の見方と色の違いの評価方法について紹介。
・色を見る場合,考慮する必要があるのは,光源と方向,試料の大きさ,試料を置く背景,観察者の4点であり,正確に色を見るには,その条件の統一と観察者の熟練が必要であるが,分光色差計を用いると,同じ条件で観察者の問題もなく,簡便に色を判断可能。
・人に正確に色情報を伝えたり,利用するには数値化をする必要があり,国際照明委員会(CIE)によるCIE表色系は分光色差計等の測定機の活用により,色を精度よく表示できることから,工業分野で主に使用。
・アルカリ精錬した絹糸を赤系酸性染料を用い,3段階の染料濃度で,90°C,30分間染色し分光色差計で測色してみたところ,染料濃度が高くなるに従い,赤みを表す値及び黄味を表す値がともに大きくなり,赤味だけでなく,黄味がかる染料であると判明。