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J-GLOBAL ID：201802266700212070   整理番号：18A0325893

地球マントルにおける全球規模水循環:初期地球のマントル水収支との関係【Powered by NICT】

Global-scale water circulation in the Earth’s mantle: Implications for the mantle water budget in the early Earth

著者 (4件)： Nakagawa Takashi (Department of Mathematical Science and Advanced Technology, Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology, Yokohama, 236-0001, Japan) ,  Nakagawa Takashi (Lamont-Doherty Earth Observatory, Columbia University, Palisades, NY, 10964, USA) ,  Spiegelman Marc W. (Lamont-Doherty Earth Observatory, Columbia University, Palisades, NY, 10964, USA) ,  Spiegelman Marc W. (Department of Applied Physics and Applied Mathematics, Columbia University, New York, NY, 10027, USA)
資料名： Earth and Planetary Science Letters  (Earth and Planetary Science Letters)
巻： 464  ページ： 189-199  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0688A  ISSN： 0012-821X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水の再分布のための三つのプロセスを含む数値的対流シミュレーションを用いた現在のマントルにおけるに初期地球のマントルの含水量の影響を調べる:脱水,部分的に溶融したマントルへの水の分配,および表面での無限貯水池仮定regassing。これらのモデルは,現在のマントルの水含有量が初期地球のそれに鈍感であることを示唆した。惑星形成中に貯蔵した初期水分は1.2OMs(OM=海洋質量;1.4×1021kg)まで調節される,これは初期地球のための合理的である。しかし,マントル水含有量は水含有量に及ぼすレオロジー依存性に敏感であり,現在から1.2~3OMsの範囲であることができる。マントル水含有量の変化を説明するために,沈み込むプレート(regassing),脱ガスと脱水に起因する水フラックスを計算した。弱水依存粘度では,正味の水フラックスはこれらの三つのフラックスとバランスをとっているが表面板活性はより活発なので,強く水に依存する粘度,regassingは水循環システムを支配した。増加した対流は強く水に依存する粘度の弱い水和地殻に起因する板の潤滑を増強に起因した。脱ガス史は初期地球と同様にレオロジー強度の初期含水量に鈍感であった。地球表面からの脱ガス流束は約O(1013)kg,気候進化とマントルの熱的進化の結合モデルと一致していると計算された。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 水分 ,  *水収支 ,  含水量 ,  地殻 ,  粘度 ,  脱水 ,  シミュレーション ,  レオロジー ,  地表面 ,  *水循環 ,  海洋 ,  脱ガス ,  *マントル ,  水和
準シソーラス用語： *原始地球 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 水 ,  初期地球 ,  マントル脱水 ,  脱ガス ,  マントル対流

分類 (4件)： 岩石圏の地球化学一般  (DD01041C) ,  火山岩  (DE07040E) ,  同位体地質学  (DD01042T) ,  火山地質学一般  (DE07070L)

タイトルに関連する用語 (6件)： 地球マントル ,  全球規模 ,  水循環 ,  初期地球 ,  マントル ,  水収支