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J-GLOBAL ID:201802266723972288   整理番号:18A0340968

雄ラットにおけるモルヒネ感作におけるCARTペプチド発現の評価【Powered by NICT】

Evaluation of the CART peptide expression in morphine sensitization in male rats
著者 (10件):
資料名:
巻: 802  ページ: 52-59  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0841A  ISSN: 0014-2999  CODEN: EJPHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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依存性薬の強化作用特にアルコールと精神刺激薬におけるコカインおよびアンフェタミン調節転写産物(CART)ペプチドの重要性を決定した。脳におけるオピオイドの報酬効果におけるCARTペプチドの関与が最近報告された。はモルフィン誘発感作現象における報酬経路におけるCARTm RNAとペプチドの発現を検討し,また髄液と血しょう中のペプチドレベル変動を評価した。雄性Wistarラットに7日間モルヒネ注射(20mg/kg)を投与し,7日間のウォッシュアウト期間後,チャレンジ用量モルヒネ10mg/kgを投与し,自発運動活性および経口常同症的行動を記録した。に加えて,側坐核,線条体,前頭前皮質および海馬を含む中脳皮質辺縁系報酬経路の四つの重要な地域におけるCARTm RNA及びペプチドの発現レベルはリアルタイムPCRとウェスタンブロットによりそれぞれ測定した。の髄液と血しょう中のペプチドレベルはELISA法で測定した。脳部位におけるCARTのmRNAと蛋白質,髄液および血しょう中のペプチドレベルの発現レベルは,7日間のモルフィン投与後有意にダウンレギュレーションされた。濃度減少は,7日間のウォッシュアウト期間後にほぼ正常速度に戻った。モルヒネチャレンジ用量の投与は,脳におけるCART遺伝子発現(mRNAとペプチド)の有意なアップレギュレーション,及びモルヒネ感作ラットにおける脳脊髄液および血しょう中のペプチドレベルの上昇をもたらした。CARTは報酬経路の枠内で放出され,モルフィン依存性と感作の過程における重要な神経伝達物質として機能するかもしれないと結論できる。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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呼吸・呼吸器作用薬の基礎研究 

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