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J-GLOBAL ID：201802266765251620   整理番号：18A0246362

2017年韓国・浦項(Pohang)地震の被害調査速報

著者 (1件)： 崔琥 (東大 生産技研)
資料名： 建築防災
号： 481  ページ： 22-40  発行年： 2018年02月01日 
JST資料番号： F0003D  ISSN： 0389-1690  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2017年11月15日に韓国南東部の浦項市の北部で発生した地震による震源近くの建物の被害調査結果を速報として紹介した。この地震は震源深さ5.4~6.9km,マグニチュード5.4であった。調査の結果,学校建築の校舎,屋内運動場,ピロティ構造建物および高層マンションの構造部材に損傷が確認された。甚大な被害を受けた建物の殆どは,耐震規定がなされる前に建てられたものあるいは設計不良や施工不良によるものであった。今回のマグニチュード程度の地震では,現行の耐震規定に従い設計・施工された建物においては甚大な被害は発生しなかった。被害建物の損壊の様子を写真を交えながら述べ,また,韓国の耐震規定の経緯ならびに現行耐震規定の内容について紹介した。測定された地震加速度波形による加速度応答スペクトルを設計スペクトルと比較し,4階建て学校建物のベースシア係数とともに示した。

シソーラス用語： *大韓民国 ,  *震災 ,  *災害調査 ,  *建築物 ,  学校 ,  体育館 ,  高層建築 ,  集合住宅 ,  建築空間 ,  建築様式 ,  破壊 ,  耐震設計 ,  設計基準 ,  改変 ,  水平荷重 ,  地震記象 ,  地震加速度 ,  応答スペクトル ,  係数 ,  工事
準シソーラス用語： 浦項 ,  ピロティ ,  ベースシア係数

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

引用文献 (2件)：

• https://earthquake.usgs.gov/earthquakes/eventpage/us2000bnrs#dyfi
• 大韓建築学会:建築物荷重基準および解説、2016

タイトルに関連する用語 (3件)： 韓国 ,  地震 ,  被害調査