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J-GLOBAL ID：201802266829491900   整理番号：18A1104093

流体せん断応力は共培養モデルにおける白血球のICAM-1仲介経内皮移動を抑制する【JST・京大機械翻訳】

Fluid shear stress suppresses ICAM-1-mediated transendothelial migration of leukocytes in coculture model

著者 (7件)： Sakamoto Naoya (Graduate School of Systems Design, Tokyo Metropolitan University, 1-1 Minami-Osawa, Hachioji, Tokyo, 192-0397, Japan) ,  Ueki Yosuke (Graduate School of Engineering, Tohoku University, Japan) ,  Oi Masaki (Graduate School of Engineering, Tohoku University, Japan) ,  Kiuchi Takuya (Graduate School of Engineering, Tohoku University, Japan) ,  Sato Masaaki (Graduate School of Engineering, Tohoku University, Japan) ,  Sato Masaaki (Graduate School of Biomedical Engineering, Tohoku University, Japan) ,  Sato Masaaki (Frontier Research Institute for Interdisciplinary Sciences, Tohoku University, Japan)
資料名： Biochemical and Biophysical Research Communications  (Biochemical and Biophysical Research Communications)
巻： 502  号： 3  ページ： 403-408  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0118A  ISSN： 0006-291X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 初期アテローム形成の指標の一つである動脈内皮細胞(EC)への白血球の接着と移動は,血管平滑筋細胞(SMC)を含む血管細胞間の血流条件と相互作用と相関すると信じられている。本研究では,ヒト臍ECsとSMC,コラーゲンI型の層,および多孔質膜から成る共培養モデル(CM)における白血球の経内皮移動に及ぼす流体せん断応力の影響を調べた。1.5Paの流体せん断応力に24時間曝露した後,ヒト単核白血球をEC表面に播種し,1時間培養した。EC層を横切って移動する白血球を共焦点レーザ走査顕微鏡で観察した。静的培養CMにおける遊走白血球数は,静的EC単培養モデルにおけるそれより有意に大きかった。せん断応力への曝露は,共培養条件により誘導された白血球移動を有意に減少させた。静的CMにおいて,蛍光染色とウェスタンブロット法は,ECの細胞間接着分子-1(ICAM-1)のより高い発現を示した。これらの結果は,SMC由来の生物活性可溶性因子が共培養ECのICAM-1発現を刺激する可能性があり,おそらくサブ内皮空間への白血球移動をもたらす可能性があることを示している。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *白血球 ,  内皮細胞 ,  動脈 ,  *培養 ,  ウェスタンブロット法 ,  *内皮 ,  相互作用 ,  生物活性 ,  可溶性 ,  ヒト ,  *共培養 ,  *剪断応力 ,  血流 ,  血管平滑筋細胞 ,  *経内皮移動 ,  バイオアッセイ

著者キーワード (4件)： 共培養システム ,  動脈硬化 ,  内皮-平滑筋細胞相互作用 ,  接着分子

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (7件)： 流体せん断応力 ,  共培養 ,  モデル ,  白血球 ,  ICAM-1 ,  仲介 ,  経内皮移動