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J-GLOBAL ID：201802267093583696   整理番号：18A0263703

FeGa_2S_4とFeIn_2S_4のスピン秩序化効果への磁気的性質の研究【Powered by NICT】

Investigation of magnetic properties on spin-ordering effects of FeGa₂S₄ and FeIn₂S₄

著者 (3件)： Myoung Bo Ra (Department of Physics, Kookmin University, Seoul 02707, Republic of Korea) ,  Lim Jung Tae (Department of Physics, Kookmin University, Seoul 02707, Republic of Korea) ,  Kim Chul Sung (Department of Physics, Kookmin University, Seoul 02707, Republic of Korea)
資料名： Journal of Magnetism and Magnetic Materials  (Journal of Magnetism and Magnetic Materials)
巻： 438  ページ： 121-125  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0644A  ISSN： 0304-8853  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： X線回折(XRD),磁気特性測定システム(MPMS),磁力計,物性測定システム(PPMS),Moessbauer分光計を用いたカルコゲン化物FeGa_2S_4とFeIn_2S_4の結晶構造と磁気特性を研究した。結晶構造はFeGa_2S_4のP-3m1の2次元三角格子構造を持ち,一方FeIn_2S_4は空間群Fd3mの逆スピネルを持っている。AC磁化率測定はFeGa_2S_4は絶縁性スピンガラス材料であり,幾何学的フラストレーションを示すことを示し,反強磁性[A FM]金属スピンガラスFeIn_2S_4とは異なり。4.2Kでヒステリシス(M H)曲線から,FeGa_2S_4は三角形の120°,反平行スピンによるFeIn_2S_4の線形勾配に対しての角度のスピンフロップ挙動を有していた。FeGa_2S_4は低温での縮退基底状態を持つ幾何学的にフラストレートした磁性体であるFeIn_2S_4の~5T2g,Δ1及び電気四重極分裂ΔE_Qの分裂によるギャップエネルギーは4.2KでFeGa_2S_4のそれよりはるかに高かった。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： ヒステリシス ,  結晶構造 ,  磁力計 ,  スピンガラス ,  基底状態 ,  計測システム ,  *スピン整列 ,  三角格子 ,  カルコゲン化物 ,  磁性体 ,  空間群 ,  反強磁性 ,  X線回折 ,  スピンフロップ
準シソーラス用語： 交流磁化率 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： スピンガラス ,  スピン秩序化 ,  幾何学的フラストレーション ,  Moessbauer解析 ,  ギャップエネルギー

分類 (2件)： その他の無機化合物の磁性  (BM06060P) ,  金属結晶の磁性  (BM06040T)

タイトルに関連する用語 (3件)： スピン秩序 ,  磁気的性質 ,  研究