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J-GLOBAL ID:201802267181703120   整理番号:18A0404333

ラット創傷線維芽細胞の生存能力,増殖と形質転換成長因子β_1分泌の調節におけるヒスタミンの役割【Powered by NICT】

The role of histamine in the regulation of the viability, proliferation and transforming growth factor β1 secretion of rat wound fibroblasts
著者 (6件):
資料名:
巻: 69  号:ページ: 314-321  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1528A  ISSN: 1734-1140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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炎症メディエータは修復過程において調節的役割を果たしている。研究は創傷線維芽細胞代謝活性,生存性,増殖およびTGFβ_1分泌に及ぼすヒスタミンの影響を検討した。研究も試験し修復過程の調節に関与するヒスタミン受容体を同定する。線維芽細胞は創傷の肉芽組織またはラットの無傷皮膚から得た。MTTおよびBrdUアッセイを用いて,線維芽細胞の生存率と代謝活性に及ぼす,それらの増殖能に対するヒスタミン(10~ 8 M 10~ 4 M)の影響を調べることであった。ヒスタミン受容体きっ抗薬(すなわち,ケトチフェン,ラニチジン,シプロキシファンとJNJ7777120)と作動薬(2 ピリジルエトラミン ジヒドロクロリド, アムタミン ジヒドロブロミド)の影響も調べた。TGFβ_1とヒスタミン受容体H1は酵素結合免疫吸着アッセイにより評価した。ヒスタミンは10~ 8と10~ 6Mで肉芽組織線維芽細胞生存率と代謝活性を有意に増加させたが,それらの増殖活性を変化させなかった。H1受容体の遮断のみがヒスタミンのこの効果を除去した。H1受容体作動薬(2 ピリジルエトラミン ジヒドロクロリド)は細胞生存性を増加し,それによってヒスタミン作用を模倣した。ヒスタミン(10~ 4 M)と2 ピリジルエトラミン ジヒドロクロリドの両方は,細胞培養培地中のTGFβ_1濃度を増加させた。しかし,ケトチフェンはTGFβ_1のヒスタミン誘導増加を阻害した。創傷線維芽細胞に対するH1受容体発現を確認した。創傷線維芽細胞機能(TGFβ_1の生存率/代謝活性または分泌)に対するヒスタミンの調節影響はH1受容体刺激に依存している。創傷線維芽細胞とは対照的に,無傷の真皮から分離したとき,これらの細胞は非常に低レベルH1受容体を発現し,ヒスタミンはそれらの代謝活性を修飾することはできなかった。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
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生物学的機能  ,  生物学的機能  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  細胞生理一般  ,  ヒスタミン薬・抗ヒスタミン薬の基礎研究 

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