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J-GLOBAL ID:201802267338356324   整理番号:18A1296825

トリクロサンは病原性細胞内SalmonellaまたはCandida albicansの除去を促進するが,mTOR非依存性オートファジーを介して腸内微生物叢を妨害する【JST・京大機械翻訳】

Triclosan Enhances the Clearing of Pathogenic Intracellular Salmonella or Candida albicans but Disturbs the Intestinal Microbiota through mTOR-Independent Autophagy
著者 (16件):
資料名:
巻:ページ: 49  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7063A  ISSN: 2235-2988  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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トリクロサン(TCS)は広い抗菌剤であり,その良く知られた抗菌機構は脂質合成を阻害する。自然免疫応答であるオートファジーは,分解のためにリソソームに病原体を含むカーゴを送達する細胞内過程である。この研究では,TCSが非食細胞(HeLa)およびマクロファージ(Raw264.7)およびin vivoで用量依存的に自食作用を誘導することを最初に示した。ウェスタンブロット法の結果も,TCSがmTORに依存しないAMPK/ULK1およびJNK/ERK/p38経路を介してオートファジーを誘導することを明らかにした。免疫蛍光結果は,TCSがユビキチン受容体NDP52とp62の発現を上方制御し,感染MΦ細胞におけるSalmonella enterica Typhimurium(S.typhimurium)またはCandida albicans(C.albicans)とこれらの受容体の共局在化を強化することを示した。加えて,TCSの亜致死濃度は,感染MΦにおける病原体S.typhimuriumまたはC.albicansの除去,およびin vivoにおける対応するマウス感染モデルを増強した。特に,TCSのサブ阻害濃度がオートファジーを誘導し,16s rRNA配列決定の分析を通してマウスにおける腸ミクロフローラの不均衡をもたらすことを見出した。まとめると,これらの結果は,TCSがオートファジーを誘導し,哺乳類細胞内の病原性S.typhimuriumまたはC.albicansに対する殺菌を促進するが,腸内ミクロフローラのバランスを破ることを示した。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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感染免疫  ,  細胞生理一般  ,  微生物感染の生理と病原性 

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