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J-GLOBAL ID:201802267399118897   整理番号:18A0330881

血漿カリクレインはADPのいき値下用量による血小板凝集応答を増強する【Powered by NICT】

Plasma kallikrein enhances platelet aggregation response by subthreshold doses of ADP
著者 (14件):
資料名:
巻: 135  ページ: 72-81  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0147A  ISSN: 0300-9084  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒト血しょうカリクレイン(huPK)はADPのいき値下用量に対する血小板反応を増強するが,huPK自体は血小板凝集を誘導しない。本研究では,血小板のhuPK前処理はG蛋白質共役受容体PAR1の前蛋白質分解によるADP誘導血小板活性化を増強することを観測した。huPKによるADP誘導血小板活性化の増強はhuPKにおけるKGD/KGE配列モチーフとの相互作用を介してインテグリンα_IIbβ_3により仲介される。インテグリンα_IIbβ_3はADPシグナル伝達経路の活性化に寄与することをPAR1加水分解を支援するための血小板へのhuPK結合のための補因子である。活性化経路はSrc,AktS~473,ERK1/2及びp38MAPKのリン酸化,およびCa~2+放出をもたらした。huPKの影響はPAR1(SCH 19197)とα_IIbβ_3(アブシキシマブ)の特異的きっ抗薬およびhuPKのKGDとKGE配列モチーフを含む合成ペプチドにより阻害された。さらに,組換え血漿カリクレイン阻害剤,rBbKIもこの全機構を阻止する。これらの結果は,huPKの新しい機能を示唆した。血しょうカリクレインの形成は,ADP誘導血小板活性化の閾値を低下させた。本観察は血しょうカリクレインは,血管内コンパートメントにおける血管疾患と血栓症を促進するという概念と一致し,その阻害は,心血管疾患と血栓症を改善する可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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生物学的機能  ,  線維素溶解・血液凝固 

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