文献

J-GLOBAL ID：201802267525068951   整理番号：18A1489115

シェールガス貯留層における孤立孔を持つ有機物中のガス輸送のモデル【JST・京大機械翻訳】

A model for gas transport in organic matter with isolated pores in shale gas reservoirs

著者 (7件)： Su Yuliang (School of Petroleum Engineering, China University of Petroleum (East China), No. 66, Changjiang West Road, Huangdao District, Qingdao, 266580, China) ,  Wang Han (School of Petroleum Engineering, China University of Petroleum (East China), No. 66, Changjiang West Road, Huangdao District, Qingdao, 266580, China) ,  Sheng Guanglong (School of Petroleum Engineering, China University of Petroleum (East China), No. 66, Changjiang West Road, Huangdao District, Qingdao, 266580, China) ,  Sheng Guanglong (Bureau of Economic Geology, Jackson School of Geosciences, The University of Texas at Austin, Austin, TX, 78713, USA) ,  Wang Wendong (School of Petroleum Engineering, China University of Petroleum (East China), No. 66, Changjiang West Road, Huangdao District, Qingdao, 266580, China) ,  Zhang Qi (School of Petroleum Engineering, China University of Petroleum (East China), No. 66, Changjiang West Road, Huangdao District, Qingdao, 266580, China) ,  Zhan Shiyuan (School of Petroleum Engineering, China University of Petroleum (East China), No. 66, Changjiang West Road, Huangdao District, Qingdao, 266580, China)
資料名： Journal of Natural Gas Science and Engineering  (Journal of Natural Gas Science and Engineering)
巻： 57  ページ： 178-188  発行年： 2018年 
JST資料番号： W3282A  ISSN： 1875-5100  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 頁岩貯留層の有機物(OM)中に多数の孤立した細孔があり,孤立した細孔は吸着ガスと遊離ガスを含んでいる。実験は,ナノ細孔表面上の吸着ガスとOM中の溶存ガスの間に濃度差があるとき,ガス交換が細孔表面とOMの間で起こることを示した。生産プロセスにおける結合した細孔,OMおよび孤立した細孔の間のガス濃度の差は,OMと孤立した細孔の間のガス輸送をもたらし,それは,シェールガス予測埋蔵量および生産に及ぼす著しい影響を持った。本研究では,孤立した細孔におけるガス輸送と脱着の影響を考察した。低圧勾配により,吸着ガスは高圧領域の細孔表面から脱着し,次に低圧領域に輸送し,孤立細孔内の細孔表面に吸着した。吸着ガスは濃度差によりOMに脱着し,OM中の溶存ガスとして拡散する。粘性流,滑り流,Knudsen拡散,表面拡散およびガス脱着と結合した見掛け透過率モデルを,連結細孔および孤立細孔において採用した。上記の理解に基づいて,連結細孔,OMおよび孤立細孔におけるガス輸送を考慮したモデルを確立した。そして,分離した気孔率,分離した気孔分散の等級と溶解したガス拡散係数の影響を解析した。本研究で示された結果は,溶解ガスの拡散係数により強く影響され,拡散係数が小さい場合,累積ガス生産に対する孤立した細孔中のガス生成の寄与は最小になる。したがって,大きな拡散係数で,ガス輸送が孤立した細孔で考慮されないとき,孤立した細孔の存在は溶存ガスの拡散を妨げ,OMにおける累積溶解ガス生産の著しい減少をもたらす。そして,孤立した細孔ガスにおけるガスの累積生産への寄与は無視できず,頁岩ガスの累積生産は孤立した空隙率の増加とともに増加する。孤立した細孔の分散度が大きいほど,累積ガス生産は大きくなる。溶存ガスの拡散係数は孤立した細孔中のガスの生成速度に正の影響を及ぼす。溶存ガスの拡散とシェールガス貯留層の浸透法則に及ぼす孤立した細孔におけるガス輸送の影響は無視できない。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 溶解 ,  予測 ,  溶存ガス ,  *モデル ,  脱着 ,  *頁岩 ,  *有機物 ,  透過率 ,  細孔 ,  拡散係数 ,  浸透 ,  *シェールガス ,  空隙率 ,  *気体輸送
準シソーラス用語： ナノ細孔 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 孤立した細孔 ,  連結細孔 ,  シェールガス ,  Knudsen拡散 ,  拡散係数

分類 (1件)： 油層工学  (UA10030G)

タイトルに関連する用語 (5件)： シェールガス ,  貯留層 ,  有機物 ,  ガス輸送 ,  モデル