文献
J-GLOBAL ID:201802267552071860   整理番号:18A0280014

イエバエMusca domesticaからのヒスタミン開閉塩素チャンネルの薬理学的特性【Powered by NICT】

Pharmacological characterization of histamine-gated chloride channels from the housefly Musca domestica
著者 (5件):
資料名:
巻: 60  ページ: 245-253  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0121B  ISSN: 0161-813X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
生体アミンであるヒスタミン(HA)は光受容体の神経伝達物質であるだけでなく,昆虫の機械感覚性,温度選択,睡眠および嗅覚処理において重要な役割を果たしている。HAゲート塩素チャンネルのサブユニット(MdHCLAとMdHCLB)をコードする二つのcDNA(MdhclAとMdhclB)はイエバエMusca domesticaからクローン化した。cRNAはXenopus laevis(アフリカツメガエル)卵母細胞に注入した二電極電圧クランプ法を用いたMdHCLAとMdHCLBチャンネルの機能と薬理学的特性を検討した。HAはMdHCLAとMdHCLBチャンネルを活性化する33.1μMおよび6.28μMのEC_50sと内向き電流を誘発した。HA H_1受容体作動薬,2-(3-トリフルオロメチルフェニル)ヒスタミンは49.4μMのEC_50とMdHCLB受容体の部分作動薬であった。MdHCLBチャネルは,γ-アミノ酪酸(GABA)とモノアミンにより活性化された,オクトパミン,セロトニン(5 HT)とドーパミン(DA)のような5-HT及びDAも競合的きっ抗薬として作用した。GABAは1.11mMのEC_50とMdHCLB受容体の完全作動薬として作用した。d-ツボクラリン,シメチジンとピクロトキシニンはMdHCLBチャネルにおけるHAおよびれるGABA-誘発電流の貧弱な阻害剤であった。著者らのデータは,H CLBチャンネルであるHCLAチャネルと比較した場合,作動薬に対してより敏感であることを示した。GABA及びグルタミン酸ゲート塩素チャンネルが標的とするH CLBチャネルもきっ抗薬が既知の殺虫剤に非感受的に影響される。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経の基礎医学  ,  有機化合物の毒性 
物質索引 (4件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る