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J-GLOBAL ID：201802267567644713   整理番号：18A0743495

原発運転差止仮処分裁判に見る課題(中間報告)

著者 (5件)： 堀池寛 (福井工大) ,  宮野廣 (法政大) ,  鈴木孝寛 (国際原子力法学会) ,  田中治邦 (日本原燃) ,  村田貴司 (早稲田大)
資料名： 保全学  (Maintenology)
巻： 16  号： 3  ページ： 15-23  発行年： 2017年10月10日 
JST資料番号： F1552A  ISSN： 1348-7795  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・最近の原発裁判を例にとり,原子力発電の安全性が裁判の中でどう扱われ解釈されているかを検討。
・裁判官や原告側が原子力発電技術の専門家でなく,科学技術的に間違った議論が多くなされているとして問題提起。
・すなわち,「科学的にはリスクがゼロはない」ことへの理解が不足し,リスクが残ることは納得できないという多くの市民や裁判官の思い。
・耐地震動評価に用いる基準地震動が,検証の難しさから”レシピ”という概念を取り入れた包括モデルによることへの理解不足。
・想定を超える事象への対応を含む深層防護の考え方への理解不足。
・原発裁判の判決例を,海外を含めて掲載し,原子力関係者の今後の取り組むべき方向を提示。

シソーラス用語： *原子力発電所 ,  職種別従事者 ,  安全性 ,  *裁判所 ,  *リスク評価 ,  地震動 ,  耐震設計 ,  多重防護
準シソーラス用語： 基準地震動 ,  *裁判 ,  裁判官

分類 (1件)： 原子炉安全一般  (MD06010W)

タイトルに関連する用語 (3件)： 原発 ,  裁判 ,  報告