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J-GLOBAL ID:201802267583844226   整理番号:18A0380867

ベトナム南部からの後期新生代玄武岩質岩石の岩石成因論【Powered by NICT】

Petrogenesis of Late Cenozoic basaltic rocks from southern Vietnam
著者 (6件):
資料名:
巻: 272-273  ページ: 192-204  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0172A  ISSN: 0024-4937  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ベトナム南部からの新生代後期(4.1~13.8Ma)玄武岩質岩石の主要と微量元素濃度とSr-Nd-Hf-Pb同位体組成は,それらのマントル源の性質を理解するために決定した。火山岩はソレアイト玄武岩,ベイサナイト,粗面玄武岩,玄武岩質粗面安山岩,粗面安山岩から構成されている。アルカリ岩は軽希土類元素(LREE)濃縮,(La/Yb)N=10.3 29.8を示した。ソレアイト玄武岩は(La/Yb)の非常に低い値(8.8 9.5)により区別される。初生マントルで正規化した微量元素分布図について,H FS元素除去を行わない海洋島玄武岩(OIB)のようなイオン半径の大きな親石元素富化を示した。しかし,いくつかの試料は,KとPbの正異常とSmの負の異常を示し,源におけるKに富む残留角閃石を示唆した。試料はSr(~87Sr/~86Sr=0.703794 0.704672),Nd(ε_Nd=+1.7 5.7),Hf(ε_Hf=+4.0 10.9)及びPb(~206Pb/~204Pb=18.23 18.75; ~207Pb/~204Pb=15.53 15.59; ~208Pb/~204Pb=38.32 38.88)同位体を含み,OIBs間のプロット,枯渇中央海嶺玄武岩マントル富化マントル2型(DMM EM2)特性を持っていた。ソレアイトとアルカリ系列間の識別可能な同位体差はなかった,同じ発生源を反映していた。NdおよびHf同位体組成が結合されると,マントル-地殻配列に沿ったプロット,源におけるリソスフェアマントルの可能性を除外した。玄武岩質岩石からのかんらん石のFo数に対するNiOのプロットは,海南島とハワイ玄武岩のかんらん石の範囲内であった,ハイブリッド輝岩源中に存在することを示唆した。推定初生メルト組成は乏しいエクロジャイトとかんらん岩の部分溶融によって定義された実験圃場内に入ることを示した。初生メルトの効果的な融解圧(P)と融解温度(T)はP_=29.6 32 8kbar,T=1470 1480°Cであった。ベトナム玄武岩質岩石はリサイクルエクロジャイト質海洋地殻から海南プルームによって生じる可能性があることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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火山岩 
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