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J-GLOBAL ID:201802267588124414   整理番号:18A2083615

対流流入/リンパ球系:分離した動脈周囲基底膜経路に沿ったCSF流入および脳に注入されたトレーサー【JST・京大機械翻訳】

Convective influx/glymphatic system: tracers injected into the CSF enter and leave the brain along separate periarterial basement membrane pathways
著者 (7件):
資料名:
巻: 136  号:ページ: 139-152  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0895B  ISSN: 0001-6322  CODEN: ANPTA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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CSF中に注入されたトレーサーは,動脈に沿って脳内に通過し,再びアウトする。これは,最近,トレーサーが動脈周囲の空間に沿って脳に入り,静脈壁に沿って脳を残すことを提案する「リンパ系」と呼ばれている。本研究の目的は,仮説を試験することである。(1)CSFからのトレーサーは,皮質動脈周囲に血管周囲の「空間」がないので,大脳皮質に沿って大脳皮質に入る。(2)トレーサーは,脳からの間質液と溶質の除去のために,内膜貫通動脈(IPAD)経路を形成する平滑筋細胞基底膜に沿って脳を残す。100μMの可溶性,蛍光固定性アミロイドβ(Aβ)の2μLを,6~10および24~30か月齢の雄マウスのCSFに注入し,5分後,免疫細胞化学および共焦点顕微鏡により,AβはIPAD経路に対応する皮質動脈壁の平滑筋細胞基底膜のコラーゲンIVと共局在していることを明らかにした。静脈壁に沿った排液の証拠は見られなかった。トレーサーの浸透深さの測定を脳の11の領域から行った。脳へのトレーサーの浸透の最大深さは,pと尾において達成された。本研究から引き出された結論は,CSFに注入されたトレーサーが分離した動脈周囲基底膜経路に沿って脳を入り去ることである。出口経路は,アルツハイマー病における脳アミロイド血管障害(CAA)においてAβが蓄積するIPAD経路に沿っている。本研究からの結果は,CSFがCAAを含む神経疾患に対する治療のデリバリーのための適切な経路である可能性を示唆する。Copyright 2018 The Author(s) Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経の基礎医学  ,  循環系の基礎医学 

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