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J-GLOBAL ID:201802267622206297   整理番号:18A0145677

種々の方法で処理した異種骨材料の生体力学的比較【Powered by NICT】

Biomechanical comparison of xenogeneic bone material treated with different methods
著者 (4件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: ROMBUNNO.12343  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1620A  ISSN: 0908-665X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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骨異種移植は骨自家移植と同種移植片の不足に対処するための最も効果的な方法の一つと考えられている。骨異種移植片に関連した免疫拒絶の問題を最小化するために採用されてきた種々の方法。しかし,骨の生体力学的特性に及ぼすそのような方法の副作用は不明のままである。そのようなものとして,本研究の目的は,ブタ骨の生体力学的特性に及ぼす種々の処理の影響を比較することであった。新鮮ブタ肋骨は1.5×0.5×0.4cm試料,無作為に四群に分け,種々の改質状態:脱脂と部分的脱蛋白質によるA群,凍結保存によるB群,凍結保存と酵素消化によるC群に行ったに切断し,D群は新鮮骨を用いた対照群であった。生体力学試験とα-Gal抗原検出は,すべてのグループに対して行った。軸方向圧縮試験では,最大荷重の値は以下の通りであった:D群>C群>B群>A群A群の最大荷重は他の群よりも有意に少なかった(P<.05)。は最大応力及び弾性係数(P>.05)中のD,C,およびB群間で差はなかった。群で記録された最大応力と弾性率値は,他の群よりも有意に少なかった(P<.05)。B,CおよびD群の中で最大の負荷あるいは弾性率に有意差がなかったが,三点曲げ試験(P>.05)であった。しかし,A群で記録された最大荷重値および弾性係数は,他の群(P<.05)より有意に低かった。グループAとCでは,α-Gal抗原陽性発現は検出されなかった。B群では,低レベルαGal抗原陽性発現であったが,高レベルのα-Gal抗原陽性の発現は新鮮骨試料で観察された。結果は脱脂と部分的脱蛋白質を受ける異種骨は最悪の生体力学的特性を有することを示した。酵素消化と凍結保存と凍結保存は骨の生体力学的特性にほとんど影響を及ぼさなかった,酵素消化はα-Gal抗原の完全な除去をもたらした。酵素消化処理と凍結保存は免疫応答誘発α-Gal抗原を除去の点で最良の結果を示し,骨異種移植片の良好な生体力学的特性を保持している。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
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運動器系の基礎医学  ,  基礎外科学  ,  医用素材 
タイトルに関連する用語 (2件):
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