文献
J-GLOBAL ID:201802267641823030   整理番号:18A0486434

NiドーピングによるLa_0 7Ca_0 3MnO_3亜マンガン酸塩の磁気熱量的性質のチューニング【Powered by NICT】

Tuning the magnetocaloric properties of La0.7Ca0.3MnO3 manganites through Ni-doping
著者 (5件):
資料名:
巻: 382  号: 13  ページ: 911-919  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0600B  ISSN: 0375-9601  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
自動燃焼法により合成したLa_0 7Ca_0 3MnO_3亜マンガン酸塩の磁気的および磁気熱量的性質に及ぼすNi~2+ドーピングの効果を報告した。Ni~2+置換La_0 7Ca_0 3Mn_1Ni_O_3(x=0~0,0.02,0.07,および0.1)亜マンガン酸塩の研究の目的は,磁気転移温度の調整による磁気熱量効果のための動作温度範囲を増加させる可能性を調べることであった。X線回折分析は,合成した試料の相純度を確認した。La_0 7Ca_0 3MnO_3格子中のNi~2+イオンによるMn~3+イオンの置換は,この法により確認された。温度に対する磁化の依存性はすべての組成はCurie温度近傍の常磁性遷移に明確な強磁性を示すことを明らかにした。Curie温度の値の系統的な減少は,Ni~2+ドーピングにより明確に観測した。La_0 7Ca_0 3MnO_3格子中のNi~2+イオンによるMn~3+の置換はMn~3+-O-Mn~4+二重交換相互作用,遷移温度の低下と試料の磁気モーメントを弱めた。Arrottプロットを用いて,強磁性から常磁性への相転移は二次であることが分かった。0,0.02,0.07および0.1複合材料に対して観察された最大磁気エントロピー変化は,1.5Tの磁場下で,それぞれ,0.85,0.77,0.63,及び0.59kgKであった。一般に,自己燃焼法により合成したLa_0 7Ca_0 3Mn_1Ni_O_3亜マンガン酸塩に対して達成された磁気エントロピー変化は,標準的な固相反応により合成した同等のNi~2+ドーピングレベルを持つ他の亜マンガン酸塩について報告されたものよりも高いことを確認した。Ni~2+の添加は親化合物のそれと比較して相対的な冷却力の値を増加させた。このパラメータの最高値(~60 J/kg)は1.5Tの磁場で230K付近で2%のNiドーピングレベルに対して見られた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
光学一般  ,  プラズマ一般  ,  気体放電 

前のページに戻る