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J-GLOBAL ID：201802267710592364   整理番号：18A0174900

エチレンカーボネート中のLi⁺-BF₄^-/PF₆^-イオン対のLi⁺の溶媒和と速度論: 古典的速度論を用いた分子動力学研究

Li⁺ solvation and kinetics of Li⁺-BF₄ ^-/PF₆ ^- ion pairs in ethylene carbonate. A molecular dynamics study with classical rate theories

著者 (2件)： Chang Tsun-Mei (Department of Chemistry, University of Wisconsin-Parkside, Kenosha, Wisconsin 53141, USA) ,  Dang Liem X. (Physical Sciences Division, Pacific Northwest National Laboratory, Richland, Washington 93352, USA)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 147  号： 16  ページ： 161709-161709-8  発行年： 2017年10月28日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 分極性力場モデルおよび化学反応に関する古典的速度論を用いて,Li⁺周辺の第一と第二溶媒和殻の間のエチレンカーボネート(EC)交換プロセスおよびこの溶媒中のイオン対Li⁺-[BF₄]とLi⁺-[PF₆]の解離速度論を検討した。遷移状態理論を用いて交換速度を計算し,これらを,反応性フラックス,Impey,Madden,およびMcDonaldのアプローチ,Grote-Hynes理論で計算した透過係数で修正した。Li⁺イオン周囲のECの滞留時間は60~450psまで変化し,用いた補正法に依存することを見出した。緩和時間は,Li⁺-[BF₄]からECにおけるLi⁺-[PF₆]イオン対まで,著しく変化することを見出した。今回の結果は,EC中の解離の自由エネルギーに影響することに加え,アニオン型もイオン対の解離速度に著しく影響することも示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *リチウム化合物 ,  *金属イオン ,  *フッ化ホウ素 ,  *フッ化リン ,  *イオン対 ,  *溶媒和 ,  *速度論 ,  *分子動力学 ,  力の場 ,  化学反応 ,  解離速度 ,  遷移状態理論 ,  透過率 ,  滞留時間 ,  緩和時間 ,  自由エネルギー
準シソーラス用語： *リチウムイオン ,  透過係数 ,  補正法

分類 (3件)： 分子化合物  (CE02000C) ,  非水溶液  (CB05040G) ,  荷電体衝撃・放電による反応  (CB06020R)

物質索引 (1件)： エチレンカーボネート

タイトルに関連する用語 (6件)： エチレンカーボネート ,  イオン対 ,  溶媒和 ,  速度論 ,  分子動力学 ,  研究