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J-GLOBAL ID:201802267768680286   整理番号:18A2154335

クラリスロマイシンの経口投与は大動脈瘤の進行と破裂を予防する【JST・京大機械翻訳】

The oral administration of clarithromycin prevents the progression and rupture of aortic aneurysm
著者 (9件):
資料名:
巻: 68  号: 6 S  ページ: 82S-92S.e2  発行年: 2018年 
JST資料番号: W3194A  ISSN: 0741-5214  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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大動脈瘤(AA)の病因は,マトリックスメタロプロテイナーゼ(MMP)レベルの増加に伴う大動脈壁の慢性炎症と関連する。クラリスロマイシン(CAM)はMMP活性を抑制することが報告されている。本研究では,CAMがAAの形成と破裂を予防できるかどうかを調べた。雄アポリポ蛋白質E欠損マウス(28~30週齢)を28日間アンギオテンシンIIで注入した。CAM(100mg/kg/日)または生理食塩水(対照として)を毎日マウスに経口投与した(CAM群,n=13;対照群,n=13)。投与期間の後,核因子κB(NF-κB)を含む,大動脈直径,エラスチン含有量,マクロファージ浸潤,MMPレベル,および炎症性サイトカインのレベルを測定した。大動脈直径はCAM群で有意に抑制された(P<.001)。対照群(P<.01)における5つの死亡(38%)と対照的に,CAM群において破裂死は観察されなかった。CAMは,大動脈エラスチンの分解を有意に抑制し(56.3%対16.5%;P<.001),炎症性マクロファージの浸潤を減少させた(0.05対0.16;P<.01)。対照と比較して,MMP-2とMMP-9の酵素活性はCAM群で有意に減少した(MMP-2,0.15対0.56[P<.01],MMP-9,0.12対0.60[P<.01]),インターロイキン6(128.4対346.2;P<.05)とNF-κBのリン酸化も減少した(0.3対2.0;P<.01)。CAMは,炎症性マクロファージ浸潤の抑制,MMP-2およびMMP-9活性の低下,およびNF-κBリン酸化の抑制に関連したエラスチン分解の阻害を介してAAの進行および破裂を抑制した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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循環系の基礎医学 
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