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J-GLOBAL ID:201802267833329087   整理番号:18A1389138

エルゴthioneはラットにおけるオキサリプラチン誘発末梢神経障害を改善する【JST・京大機械翻訳】

Ergothioneine ameliorates oxaliplatin-induced peripheral neuropathy in rats
著者 (7件):
資料名:
巻: 207  ページ: 516-524  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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オキサリプラチン(L-OHP)は,転移性または進行期の結腸直腸癌に対する治療法における重要な薬剤であるが,用量制限的有害作用として末梢神経障害を引き起こす。この末梢神経障害は後根神経節(DRG)ニューロンにおけるL-OHP蓄積に起因し,DRGニューロンにおける蓄積に関与する輸送体の1つは有機カチオン輸送体新規(OCTN)1であることが報告されている。ここでは,OCTN1の基質/阻害剤エルゴthioneのL-OHPとの共投与がこの末梢神経経路を予防できるかどうかを調べた。L-OHP(4mg/kg,i.p.,2回/週,静脈内投与,L-OHP投与の2回)をラットに投与し,組織/細胞白金濃度と末梢神経障害を測定した。DRGニューロン細胞における輸送体の発現をリアルタイムPCRと免疫細胞化学によって評価した。ラットへのL-OHPの投与において,それはDRGニューロンとそれらのミトコンドリアに蓄積したが,シュワン細胞ではほとんど蓄積は見られなかった。OCTN1の発現はDRGニューロンにおいて観察され,特に小型および中型のニューロンにおいて観察され,それらは侵害反応の原因となっている。L-OHPを反復投与したラットにおいて,エルゴthione(15mg/kg)の同時投与は,OCTN2の基質/阻害剤ではなく,DRGにおけるL-OHP蓄積と機械的異痛の発生を減少させた。これらの結果は,L-OHP誘導末梢神経障害が,少なくとも部分的には,DRGニューロンにおける蓄積の減少を介して,エルゴthioneの同時投与により改善されることを示した。植物飼料はエルゴthioneを含み,したがって,それらの消費は,L-OHP誘発末梢神経障害を患う患者に対して救済を提供する可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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神経の基礎医学 
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