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J-GLOBAL ID:201802267924503822   整理番号:18A0396413

中央ヨーロッパの炭酸塩岩ランプの広範な天水浸透により駆動された初期続成作用:上部ムッシェルカルクの再解釈【Powered by NICT】

Early diagenesis driven by widespread meteoric infiltration of a Central European carbonate ramp: A reinterpretation of the Upper Muschelkalk
著者 (2件):
資料名:
巻: 362  ページ: 37-52  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0980B  ISSN: 0037-0738  CODEN: SEGEB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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炭酸塩岩ランプの天水続成作用は解釈がしばしば困難であると一般的に他の一致する続成過程と混同される。スイスの中部三畳系の上部Muschelkalkは,マトリックスドロマイト化作用を含むいくつかの重複続成環境の影響は明確に解明できる洞察に満ちたケースを提供する。以前の研究は,続成作用は遺留海水で起こり,後に天水ドロマイトの再結晶化を説明するために引き合いに出すであったことを示唆した。本研究では,方解石生物砕屑試料の続成分析(C-O安定同位体比,薄片点計数,陰極線ルミネセンス及びUV-蛍光顕微鏡)は,初期続成作用(前スティロライト)とそれに伴う空隙率の変化は海洋流体の存在下でのみ発生しなかったことを明らかにした。続成作用の五つの逐次段階を同定した:海洋,浅い埋没,混合帯,天水とドロマイト化作用した。海洋続成作用はUV光下で強い蛍光を発する翼と包有物に富むシンタキシャルセメントの沈殿を誘導した。両セメントは生物砕屑層の空隙率で平均7.5vo1%減少を説明した。浅い埋没続成作用はmouldic多孔率そして付随する蛍光イヌ歯セメンテーションを誘導した。光酸素同位体と上昇したストロンチウム同位体比によると,マトリックスあられ石-方解石ネオモルフィズムは海洋及び天水性流体の混合物中で発生したと解釈される。浅い埋没と混合帯プロセスの組み合わせは平均空隙率を減少させた4.8vo1%であった。その後の天水続成作用の証拠は,平均δ~18O_VPDB9.36‰と再結晶の兆候を持たない豊富なイヌ歯とブロック状方解石セメント中のが分かった。これら天水セメントは多孔性が減少しさらに13.4vo1%であった。ランプによる天水のパーコレーションは,隣接する基盤高,初期ラディニアン回帰のサイクルで外膜が露出したに対する水力学的勾配により駆動された。天水続成作用後上部ムッシェルカルクは還流ブラインによるドロマイト化作用を受けた。続成作用のこの複雑な歴史は方解石生物砕屑層におけるドロマイト岩(20%まで),低空隙率(<5%)の中程度の空隙率をもたらした。これらの結果は,特に生物砕屑層,非-ドロマイト化炭酸塩岩の現在の貯留層特性は大部分が初期続成過程に帰することができることを示した。このように,初期の続成作用史とその広域的コントロールの知識は,部位を越えた広域貯留層特性を予測する手段を提供する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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堆積学一般 
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