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J-GLOBAL ID:201802268069094929   整理番号:18A1197563

足場上の臍帯由来間葉系幹細胞はラット子宮瘢痕におけるMMP-9の上方制御を介してコラーゲン分解を促進する【JST・京大機械翻訳】

Umbilical cord-derived mesenchymal stem cells on scaffolds facilitate collagen degradation via upregulation of MMP-9 in rat uterine scars
著者 (10件):
資料名:
巻:号:ページ: 84  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7397A  ISSN: 1757-6512  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】子宮の重篤な損傷は,子宮瘢痕形成を誘発する可能性があり,最終的に不妊症または産科合併症に至る。今日まで,子宮瘢痕におけるコラーゲン沈着の問題を適切に解決した方法はほとんどない。臍帯由来間葉系幹細胞(UC-MSCs)は臨床応用において大きな有望性を示している。本研究の目的は,子宮壁の完全切除後のラット子宮瘢痕におけるコラーゲン分解と機能的再生に及ぼす足場/UC-MSCs構築物の影響を調べることであった。【方法】子宮瘢痕のラットモデルを確立するために,長さ約1.0cmおよび幅(子宮周囲の1/3)の子宮壁を各子宮角から切除した。64匹のラットからの合計128の瘢痕化子宮角を,PBS群(n=32の子宮角),足場群(n=32の子宮角),UC-MSCs群(n=32の子宮角)および足場/UC-MSCs群(n=32の子宮角)を含む4つの群にランダムに割り当て,子宮瘢痕の構造および機能に及ぼす異なる治療の影響を調査した。PBS,分解性コラーゲン線維,UC-MSCsまたはゼラチン分解性コラーゲン線維と混合したUC-MSCsを,それぞれの子宮瘢痕を囲む4つのプレマークポイントに注入した。移植後30および60日目に,各群からのラット(n=8子宮角)のサブセットを安楽死させ,手術領域を含む子宮組織の連続切片を調製した。ヘマトキシリン-エオシン染色,マッソン染色,MMP-2,MMP-9,α-SMAおよびvWFに対する免疫組織化学的染色を行った。最後に,各群のラットの別のサブセット(n=16子宮角)を移植後60日目に雄ラットと交配し,膣栓の存在後18日目に安楽死させ,胎児の数,サイズおよび体重,ならびに着床部位をチェックした。【結果】足場/UC-MSCs群は,他の3つの群と比較して明らかなコラーゲン分解を示した。移植後60日目に,足場/UC-MSCs群(25.96±3.63)におけるMMP-9陽性細胞の数はPBS群(8.19±1.61,P<0.01),足場群(7.25±2.17,P<0.01)およびUC-MSCs群(8.31±2.77,P<0.01)より有意に高かった。足場/UC-MSCs群(10/16)における妊娠率は,PBS群(2/16,P<0.017),足場群(1/16,P<0.017)およびUC-MSCs群(3/16,P<0.017)におけるそれより有意に高かった。【結論】足場/UC-MSCsシステムは,MMP-9の上方制御を介して子宮瘢痕におけるコラーゲン分解を促進し,それは移植UC-MSCsによって分泌され,子宮瘢痕における子宮内膜,子宮筋層および血管の再生を促進した。さらに,足場/UC-MSCs処理子宮瘢痕は,受容力のほぼ完全な回復を示した。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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医用素材 
引用文献 (49件):
  • Fertil Steril.; The uterus and fertility; E Taylor, V Gomel; 89; 2008; 1-16; 10.1016/j.fertnstert.2007.09.069; CR1;
  • Hum Reprod Update.; Uterine stem cells: what is the evidence?; CE Gargett; 13; 2007; 87-101; 10.1093/humupd/dml045; CR2;
  • Fertil Steril.; Endometrial reconstruction from stem cells; CE Gargett, L Ye; 98; 2012; 11-20; 10.1016/j.fertnstert.2012.05.004; CR3;
  • Reproduction.; Tissue injury and repair in the female human reproductive tract; LA Salamonsen; 125; 2003; 301-11; 10.1530/rep.0.1250301; CR4;
  • Hum Reprod Update.; Menstrual physiology: implications for endometrial pathology and beyond; JA Maybin, HO Critchley; 21; 2015; 748-61; 10.1093/humupd/dmv038; CR5;
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